4.2.3. OpenShift での Node.js デバッグログへのアクセス


OpenShift のアプリケーション Pod で DEBUG 環境変数を使用して、デバッグロギングを有効にします。

前提条件

  • デバッグロギングのあるアプリケーション。
  • oc CLI クライアントがインストールされていること。

手順

  1. oc CLI クライアントを使用して OpenShift インスタンスにログインします。

    $ oc login ...
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  2. アプリケーションを OpenShift にデプロイします。

    $ npm run openshift
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    これは、ノード shift に直接呼び出しをラップする openshift npm スクリプトを実行し ます

  3. Pod の名前を見つけ、ログに従って起動を確認します。

    $ oc get pods
    ....
    $ oc logs -f pod/POD_NAME
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    重要

    Pod の起動後に、このコマンドを実行したままにして、新規ターミナルウインドウで残りの手順を実行します。これにより、ログ に従い、作成された新規エントリーを確認できます。

  4. アプリケーションをテストします。

    たとえば、REST API Level 0 の例にデバッグロギングがあり、/api/greeting メソッドで name 変数をログに記録した場合には、以下 を実行します。

    $ oc get routes
    ...
    $ curl $APPLICATION_ROUTE/api/greeting?name=Sarah
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  5. Pod ログに戻り、ログにデバッグログメッセージがないことを確認します。
  6. DEBUG 環境変数を設定してデバッグロギングを有効にします。

    $ oc get dc
    ...
    $ oc set env dc DC_NAME DEBUG=myexample
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  7. Pod ログに戻り、更新のロールアウトを確認します。

    更新がロールアウトされると、Pod は停止し、ログはフォローしなくなります。

  8. 新しい Pod の名前を見つけ、ログに従います。

    $ oc get pods
    ....
    $ oc logs -f pod/POD_NAME
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    重要

    Pod の起動後、このコマンドを実行したままにし、別のターミナルウインドウで残りの手順を実行します。これにより、ログ に従い、作成された新規エントリーを確認できます。具体的には、ログにはデバッグメッセージが表示されます。

  9. アプリケーションをテストしてデバッグロギングを呼び出します。

    $ oc get routes
    ...
    $ curl $APPLICATION_ROUTE/api/greeting?name=Sarah
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  10. Pod ログに戻り、デバッグメッセージを表示します。

    ...
    myexample name: Sarah +3m
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デバッグロギングを無効にするには、Pod から DEBUG 環境変数を削除します。

$ oc set env dc DC_NAME DEBUG-
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関連情報

環境変数の詳細は、OpenShift ドキュメントを参照してください

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