付録G Source-to-Image(S2I)ビルドプロセス
Source-to-Image (S2I) は、アプリケーションソースのあるオンライン SCM リポジトリーから再現可能な Docker 形式のコンテナーイメージを生成するビルドツールです。S2I ビルドを使用すると、ビルド時間が短縮され、リソースおよびネットワークの使用の短縮、セキュリティーの改善、およびその他の利点とともに、最新バージョンのアプリケーションを簡単に配信できます。OpenShift は、複数の ビルドストラテジーおよび入力ソース をサポートします。
詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの「Source-to-Image (S2I) ビルド」の章を参照してください。
最終的なコンテナーイメージをアセンブルするには、S2I プロセスに 3 つの要素を指定する必要があります。
- GitHub などのオンライン SCM リポジトリーでホストされるアプリケーションソース。
- S2I Builder イメージは、アセンブルされたイメージの基盤として機能し、アプリケーションが実行されるエコシステムを提供します。
- 必要に応じて、S2I スクリプト によって使用される環境変数およびパラメーターを指定することもできます。
プロセスは、S2I スクリプトで指定された手順に従って、アプリケーションソースと依存関係をビルダーイメージに注入し、アセンブルされたアプリケーションを実行する Docker 形式のコンテナーイメージを生成します。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの 「S2I build requirements」、「build options」、および 「how builds work」を参照してください。