5.2. Node.js の外部化設定例
以下の例は、実稼働環境で実行することは意図されていません。
実験レベルの例: Foundational。
外部化設定では、ConfigMap を使用した外部化設定の基本的な例が提供されます。ConfigMap は、コンテナーを OpenShift から独立させ、1 つ以上の Linux コンテナーに単純なキーと値のペアとして設定データをインジェクトするために OpenShift によって使用されるオブジェクトです。
この例では、以下の方法を紹介します。
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ConfigMap
をセットアップし、設定します。 -
アプリケーション内の
ConfigMap
が提供する設定を使用します。 -
実行中のアプリケーションの
ConfigMap
設定への変更をデプロイします。
5.2.1. 外部化設定設計パターン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
可能な場合は、アプリケーション設定を外部化して、アプリケーションコードから分離します。これにより、異なる環境を通過する際にアプリケーションの設定を変更できますが、コードは変更されません。また、設定を外部化してコードベースおよびバージョン管理から機密情報や内部情報を保持します。多くの言語およびアプリケーションサーバーは、アプリケーション設定の外部化をサポートする環境変数を提供します。
マイクロサービスアーキテクチャーとマルチ言語(ポルトガル語)環境は、アプリケーションの設定を管理する際の複雑性の層を追加します。アプリケーションは独立した分散サービスで構成されており、それぞれに独自の設定を指定できます。すべての設定データを同期してアクセス可能なと、メンテナンスの課題が発生する可能性があります。
ConfigMap により、アプリケーション設定を外部化し、OpenShift の個別の Linux コンテナーおよび Pod で使用できるようになります。YAML ファイルを使用して、これを Linux コンテナーに挿入するなど、さまざまな方法で ConfigMap オブジェクトを作成できます。ConfigMap により、設定データのグループ化およびスケーリングも可能です。これにより、基本的な 開発、ステージ、および 実稼働 環境以外に、多くの環境を設定できます。ConfigMap の詳細は、OpenShift ドキュメント を参照してください。