2.9. JRE およびヘッドレスパッケージ
RHEL プラットフォーム用の Red Hat build of OpenJDK のすべてのバージョンは、以下のタイプのパッケージに分かれています。次のパッケージタイプのリストは、最も最小限のものから順にソートされています。
- Java Runtime Environment (JRE) のヘッドレス
- グラフィカルユーザーインターフェイスをサポートせずにライブラリーのみを提供しますが、イメージのオフラインレンダリングをサポートします。
- JRE
- フルグラフィカルクライアントの実行に必要なライブラリーを追加します
- JDK
- ツールおよびコンパイラーが含まれます
Windows プラットフォーム用の Red Hat build of OpenJDK バージョンは、ヘッドレスパッケージをサポートしていません。ただし、Windows プラットフォーム用の Red Hat build of OpenJDK パッケージも、RHEL プラットフォームのパッケージと同様に JRE および JDK コンポーネントに分割されています。
OpenJDK 11 以降のアップストリームコミュニティーバージョンでは、パッケージはこのように分離されず、代わりに 1 つのモノリシック JDK インストールが提供されます。
OpenJDK 9 では、名前空間ごとに分割された JDK クラスライブラリーのモジュール化バージョンが導入されました。Red Hat build of OpenJDK 11 以降、これらのライブラリーは jmods
モジュールにパッケージ化されています。詳細は、Jmods を参照してください。