4.6. アプリケーションの設定
OIDC 拡張機能を使用すると、src/main/resources
ディレクトリーの application.properties
ファイルを使用して設定を定義できます。
quarkus.oidc.auth-server-url=http://localhost:8180/realms/quarkus quarkus.oidc.client-id=frontend quarkus.oidc.credentials.secret=secret quarkus.oidc.application-type=web-app quarkus.http.auth.permission.authenticated.paths=/* quarkus.http.auth.permission.authenticated.policy=authenticated
これは、アプリケーションへの認証を有効にするときに使用できる最も単純な設定です。
quarkus.oidc.client-id
プロパティーは OIDC プロバイダーによって発行された client_id
を参照し、quarkus.oidc.credentials.secret
プロパティーはクライアントシークレットを設定します。
quarkus.oidc.application-type
プロパティーは web-app
に設定され、ユーザーが認証のために OIDC プロバイダーにリダイレクトされるように、OIDC 認可コードフローを有効にすることを Quarkus に通知します。
最後に、保護するパスを Quarkus に伝えるために、quarkus.http.auth.permission.authenticated
権限が設定されます。この場合、すべてのパスは、authenticated
ユーザーのみがアクセスできるようにするポリシーによって保護されます。詳細は、セキュリティー認可ガイド を参照してください。