6.5. Ceph Manager プラグイン
Ceph Manager のアラートモジュールは、健全性警告のない状態で想定通りに機能
以前のリリースでは、Ceph Manager はデフォルト値の smtp_ssl=true
を引き続き使用するため、デフォルト値のモジュール固有の設定オプションの一部を上書きしているため、ALERTS_SMTP_ERROR unable to send alert email
エラーが発生するモジュールの障害が発生していました。今回のリリースで、Ceph Manager のデフォルト値処理が修正され、アラートモジュールが健全性警告がなく予想通りに機能するようになりました。
restful モジュール API エンドポイントがアクセス可能に
以前は、restful モジュールは、Python 3 で利用できなくなった dict.iteritems
を使用していました。そのため、restful モジュールの API エンドポイントの多くにアクセスできませんでした。今回のリリースにより、restful モジュールが dic.items
を使用するように更新され、API エンドポイントにアクセスできるようになりました。
IPv6 アドレスは ceph-mgr Prometheus エクスポーターで適切に処理されない
以前のバージョンでは、ceph-mgr Prometheus エクスポーターの出力に含まれる一部のメタデータメトリクスには、不完全または不正な IPv6 アドレスが表示されました。今回のリリースにより、エクスポーターは IPv6 アドレスを正しく処理するようになりました。