12.6. Ceph Dashboard でのマルチサイトオブジェクトゲートウェイ設定の監視
Red Hat Ceph Storage Dashboard は、マルチサイトオブジェクトゲートウェイ設定で、別のゾーンのユーザーとバケットの監視をサポートします。たとえば、ユーザーとバケットがプライマリーサイトのゾーンに作成された場合に、セカンダリーサイトのセカンダリーゾーンでユーザーとバケットを監視できます。
前提条件
- 両方のサイトに 1 つ以上の実行中の Red Hat Ceph Storage クラスターがデプロイされている。
- Dashboard がインストールされている。
- マルチサイトのオブジェクトゲートウェイがプライマリーサイトおよびセカンダリーサイトで設定されている。
- プライマリーサイトおよびセカンダリーサイトのオブジェクトゲートウェイのログイン認証情報がダッシュボードに追加されている。
- オブジェクトゲートウェイユーザーがプライマリーサイトに作成されている。
- オブジェクトゲートウェイバケットがプライマリーサイトに作成されている。
手順
- セカンダリーサイトのダッシュボードナビゲーションから、Object→Buckets に移動します。
プライマリーサイトのオブジェクトゲートウェイユーザー用に作成されたオブジェクトゲートウェイバケットをセカンダリーランディングページで表示します。
図12.12 マルチサイトオブジェクトゲートウェイの監視
関連情報
- マルチサイトの設定に関する詳細は、Red Hat Ceph Storage Object Gateway ガイドの マルチサイトの設定および管理 セクションを参照してください。
- オブジェクトゲートウェイのログイン認証情報をダッシュボードに追加する方法は、Red Hat Ceph Storage Dashboard ガイドの Ceph Object Gateway ログイン認証情報のダッシュボードへの手動追加 セクションを参照してください。
- ダッシュボードでのオブジェクトゲートウェイユーザーの作成に関する詳細は、Red Hat Ceph Storage Dashboard ガイドの ダッシュボードでの Ceph Object Gateway ユーザーの作成 セクションを参照してください。
- ダッシュボードでオブジェクトゲートウェイバケットを作成する方法の詳細は、Red Hat Ceph Storage Dashboard ガイドの ダッシュボードでの Ceph Object Gateway バケットの作成 セクションを参照してください。