6.11. ダッシュボードでの Ceph クラスターのプールの監視
Red Hat Ceph Storage Dashboard では、クラスター内のプールの詳細、パフォーマンスの詳細、設定、および全体的なパフォーマンスを表示できます。
プールは、Ceph Storage クラスターがデータを分散し、格納する方法において重要なロールを果たします。プールを作成せずにクラスターをデプロイした場合に、Ceph はデフォルトのプールを使用してデータを格納します。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- Dashboard がインストールされている。
- プールが作成されている。
手順
- ダッシュボードのナビゲーションから、Cluster→Pools に移動します。
- Pools List タブを表示します。ここには、データ保護の詳細と、プールが有効になっているアプリケーションが表示されます。必要な詳細を表示するには、Usage、Read bytes、Write bytes にマウスを置きます。
特定のプールの詳細情報を表示するには、プールの行を展開します。
図6.13 プールの監視
- 一般的な情報は、Overall Performance タブに移動してください。
関連情報
- プールの詳細は、Red Hat Ceph Storage アーキテクチャーガイド の Ceph プール を参照してください。
- 詳細は、Red Hat Ceph Storage Dashboard ガイド の Ceph Dashboard でのプールの作成 セクションを参照してください。