12.7. ダッシュボードで Ceph Object Gateway のユーザーごとおよびバケットごとのパフォーマンスカウンター表示
Grafana ダッシュボードで、ユーザーごと、およびバケットごとの Ceph Object Gateway のパフォーマンスカウンターを表示できます。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- Dashboard がインストールされている。
- Grafana がインストールされている。
- Ceph Object Gateway がインストールされている。
- Object Gateway のログイン認証情報がダッシュボードに追加されている。
- オブジェクトゲートウェイユーザーが作成されいる、停止されていない。
Ceph Object Gateway サービスに以下のパラメーターを設定します。
# ceph config set <rgw-service> <param> <value> "rgw_bucket_counters_cache": "true" "rgw_user_counters_cache": "true"
手順
Grafana URL にログインします。
構文
https://DASHBOARD_URL:3000
例
https://dashboard_url:3000
- 'Dashboard' タブに移動し、'RGW S3 Analytics' を検索します。
Ceph Object Gateway の操作をバケットごとに表示するには、'Bucket' パネルを選択します。
ユーザーレベルの Ceph Object Gateway 操作を表示するには、'User' パネルを選択します。
注記
バケットごと/ユーザーごとの get operation count
コマンドの出力は、client: s3cmd から実行される 'get' 操作ごとに 2 増加します。これは既知の問題です。