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4.5. エクスパレーションの設定

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Red Hat JBoss Data Grid では、エクスパレーションはエビクションと同様の方法で設定されます。ただし、ライブラリーモードとリモートクライアントサーバーモードではパラメーターが異なります。

手順4.1 ライブラリーモードでのエクスパレーションの設定

  1. エクスパレーションタグの追加

    <expiration> タグを次のようにプロジェクトの <cache> タグに追加します。
    <expiration />
  2. エクスパレーションのライフスパンの設定

    エントリーがメモリーに留まる時間 (ミリ秒単位) を設定するために lifespan の値を設定します。以下はこのステップの例になります。
    <expiration lifespan="1000" />
  3. 最大アイドル時間の設定

    エントリーが削除された後にアイドル (未使用) の状態のままにすることのできる時間 (ミリ秒単位) を設定します。無制限にするためのデフォルト値は -1 です。
    <expiration lifespan="1000" maxIdle="1000" />
  4. バックグラウンドリーパー (Reaper) スレッドの設定

    エクスパレーションについてエントリーのテストを実施するためにバックグラウンドリーパー (reaper) を有効または無効にします。リーパーが使用されるかどうかにかかわらず、エントリーが接触されると、エクスパレーションについてのエントリーの遅延テストが実施されます。デフォルト値は true です。
    <expiration lifespan="1000" maxIdle="1000" reaperEnabled="true" />
  5. エクスパレーションの間隔の設定

    期限切れのエントリーをメモリーおよび関連付けられたキャッシュストアからパージするために後続の実行の間隔 (ミリ秒単位) を設定します。定期的なエビクションプロセスを無効にするには、間隔を -1 に設定します。デフォルト値は 1000 です。
    <expiration lifespan="1000" maxIdle="1000" reaperEnabled="true" wakeUpInterval="5000" />

手順4.2 リモートクライアントサーバーモードでのエクスパレーション設定

  1. エクスパレーションのライフスパンの設定

    エントリーがメモリーに留まる時間 (ミリ秒単位) を設定するために lifespan の値を設定します。以下はこのステップの例になります。
    <expiration lifespan="1000" />
  2. 最大アイドル時間の設定

    エントリーが削除された後にアイドル (未使用) の状態のままにすることのできる時間 (ミリ秒単位) を設定します。無制限にするためのデフォルト値は -1 です。
    <expiration lifespan="1000" max-idle="1000" />
  3. エクスパレーションの間隔の設定

    期限切れのエントリーをメモリーおよび関連付けられたキャッシュストアから削除するために後続の実行の間隔 (ミリ秒単位) を設定します。定期的なエビクションプロセスを無効にするには、間隔を -1 に設定します。デフォルト値は 5000 です。
    <expiration lifespan="1000" max-idle="1000" wakeUpInterval="10000" />
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