10.8.3. Hot Rod コネクター属性
以下は、JBoss Data Grid のリモートクライアントサーバーモードの Hot Rod コネクターを定義するために使用する属性のリストです。
Hotrod-Connector 要素
hotrod-connector
要素は、Hot Rod で使用する設定要素を定義します。
socket-binding
パラメーターは、Hot Rod コネクターで使用されるソケットバインディングポートを指定します。これは必須パラメーターです。cache-container
パラメーターは、Hot Rod コネクターで使用されるキャッシュコンテナーを指定します。これは必須パラメーターです。worker-threads
パラメーターは、Hot Rod コネクターで利用可能なワーカースレッドの数を指定します。このパラメーターのデフォルト値は、コアを 2 で乗算した数です。これはオプションパラメーターです。idle-timeout
パラメーターは、接続がタイムアウトするまでコネクターがアイドル状態のままになる時間 (ミリ秒単位) を指定します。このパラメーターのデフォルト値は-1
です (タイムアウト期間が設定されません)。これは、オプションパラメーターです。tcp-no-delay
パラメーターは、TCP パケットが遅延され一括して送信されるかを指定します。このパラメーターの有効な値はtrue
とfalse
になります。このパラメーターのデフォルト値は、true
です。これはオプションパラメーターです。send-buffer-size
パラメーターは、Hot Rod コネクターの送信バッファーのサイズを指定します。このパラメーターのデフォルト値は TCP スタックバッファーのサイズです。これはオプションパラメーターです。receive-buffer-size
パラメーターは、Hot Rod コネクターの受信バッファーのサイズを指定します。このパラメーターのデフォルト値は TCP スタックバッファーのサイズです。これはオプションパラメーターです。
Topology-State-Transfer 要素topology-state-transfer
要素は、Hot Rod コネクターのトポロジー状態転送設定を指定します。この要素はhotrod-connector
要素内でのみ使用できます。lock-timeout
パラメーターは、ロックを取得しようとする操作がタイムアウトする時間を指定します。このパラメーターのデフォルト値は10
秒です。これはオプションパラメーターです。replication-timeout
パラメーターは、レプリケーション操作がタイムアウトする時間 (ミリ秒単位) を指定します。このパラメーターのデフォルト値は10
秒です。これはオプションパラメーターです。update-timeout
パラメーターは、更新操作がタイムアウトする時間 (ミリ秒単位) を指定します。このパラメーターのデフォルト値は30
秒です。これはオプションパラメーターです。external-host
パラメーターは、トポロジー情報にリストされたクライアントに Hot Rod サーバーが送信するホスト名を指定します。このパラメーターのデフォルト値は、ホストアドレスです。これはオプションパラメーターです。external-port
パラメーターは、トポロジー情報にリストされたクライアントに Hot Rod サーバーが送信するポートを指定します。このパラメーターのデフォルト値は、設定されたポートです。これはオプションパラメーターです。lazy-retrieval
パラメーターは、Hot Rod コネクターが取得操作をレイジーに実行するかどうかを指定します。このパラメーターのデフォルト値はtrue
です。これはオプションパラメーターです。