5.2.2. ConfigurationBuilder API の使用
5.2.2.1. プログラムにより CacheManager とレプリケートされたキャッシュを作成
JBoss Data Grid のプログラムによる設定には、ほとんど ConfigurationBuilder API と CacheManager のみが関係します。
手順5.1 JBoss Data Grid でのプログラムによる設定に関する手順
- XML ファイルで初めに CacheManager を作成します。必要な場合は、この CacheManager は使用ケースの要件を満たす仕様に基づいて実行時にプログラミングできます。以下は、CacheManager の作成方法の例です。
EmbeddedCacheManager manager = new DefaultCacheManager("my-config-file.xml"); Cache defaultCache = manager.getCache();
- 同期的にレプリケートされた新しいキャッシュをプログラムにより作成します。
- ConfigurationBuilder ヘルパーオブジェクトを使用して新しい設定オブジェクトインスタンスを作成します。
Configuration c = new ConfigurationBuilder().clustering().cacheMode(CacheMode.REPL_SYNC).build();
- キャッシュモードを同期レプリケーションに設定します。
String newCacheName = "repl";
- マネージャーで設定を定義または登録します。
manager.defineConfiguration(newCacheName, c); Cache<String, String> cache = manager.getCache(newCacheName);