10.3. Hot Rod ハッシュ機能
JBoss Data Grid は一貫性のあるハッシュ機能を使用してノードを配置し、ハッシュホイール上の対応するキーを使用してエントリーが存在する場所を決定します。
ハッシュ空間は、
Integer.MAX_INT
に格納されます。この値は、Hot Rod クライアントが特定のハッシュ空間をデフォルト値と見なすことを防ぐために、ハッシュトポロジーの変更が検出されるたびに Hot Rod プロトコルを使用してクライアントに返されます。このハッシュ空間には 0
から Integer.MAX_INT
までの正数のみを含めることができます。
JBoss Data Grid と対話するために Hot Rod プロトコルが使用された場合、プラットフォームに依存しない動作を実行するためにキー (およびその値) はバイトアレイである必要があります。スマートクライアント (バックグラウンドでハッシュ配信を認識します) はこのプラットフォームに依存しない方法でこのようなバイトアレイキーのハッシュコードを再計算できる必要があります。このために、必要な場合は、Java 以外のクライアントによる実装に対して、JBoss Data Grid で使用されたハッシュ機能のバージョン情報が保存されます。