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第2章 Performing Cache Operations with the Data Grid CLI

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コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用すると、Data Grid サーバーにリモートで接続して、データにアクセスし、管理機能を実行できます。

2.1. Data Grid コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用したキャッシュの作成

Data Grid CLI を使用して、テンプレートから、または XML もしくは JSON 形式の設定ファイルでキャッシュを追加します。

前提条件

ユーザーを作成し、少なくとも 1 つの Data Grid サーバーインスタンスを開始している。

手順

  1. Data Grid への CLI 接続を作成します。
  2. create cache コマンドを使用して、キャッシュ定義を追加します。

    • --file オプションを使用して、XML または JSON ファイルからキャッシュ定義を追加します。

      [//containers/default]> create cache --file=configuration.xml mycache
    • --template オプションを使用して、テンプレートからキャッシュ定義を追加します。

      [//containers/default]> create cache --template=org.infinispan.DIST_SYNC mycache
      ヒント

      --template= 引数の後に Tab キーを押して、利用可能なキャッシュテンプレートをリスト表示します。

  3. ls コマンドを使用して、キャッシュが存在することを確認します。

    [//containers/default]> ls caches
    mycache
  4. describe コマンドを使用して、キャッシュ設定を取得します。

    [//containers/default]> describe caches/mycache

2.1.1. XML の設定

XML 形式の Data Grid 設定はスキーマに準拠し、以下を含める必要があります。

  • <infinispan> ルート要素。
  • <cache-container> 定義。

XML 設定のサンプル

<infinispan>
    <cache-container>
        <distributed-cache name="myCache" mode="SYNC">
          <encoding media-type="application/x-protostream"/>
          <memory max-count="1000000" when-full="REMOVE"/>
        </distributed-cache>
    </cache-container>
</infinispan>

2.1.2. JSON 設定

JSON 形式の Data Grid 設定:

  • キャッシュ定義のみが必要です。
  • XML 設定の構造に従う必要があります。

    • XML 要素は JSON オブジェクトになります。
    • XML 属性は JSON フィールドになります。

JSON 設定の例

{
  "distributed-cache": {
    "name": "myCache",
    "mode": "SYNC",
    "encoding": {
      "media-type": "application/x-protostream"
      },
    "memory": {
      "max-count": 1000000,
      "when-full": "REMOVE"
    }
  }
}

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