17.2. ランタイム時に Data Grid Server のロギング設定の変更
ランタイム時に Data Grid Server のロギング設定を変更し、問題のトラブルシューティングと根本原因分析を実行するためにロギングを一時的に調整します。
CLI を使用したロギング設定の変更は、ランタイム時のみの操作であるため、変更は以下のようになります。
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log4j2.xmlファイルに保存されません。サーバーノードまたはクラスター全体を再起動すると、ログ設定がlog4j2.xmlファイルのデフォルトのプロパティーにリセットされます。 - CLI の呼び出し時に、クラスター内のノードにのみ適用されます。ログ設定を変更した後にクラスターに参加するノードは、デフォルトのプロパティーを使用します。
手順
- Data Grid Server への CLI 接続を作成します。
ロギングを使用して、必要な調整を行います。サーバーで定義されているすべてのアペンダーをリスト表示します。
logging list-appenders
logging list-appendersCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、以下のような JSON 応答を提供します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow サーバーで定義されているすべてのロガー設定をリスト表示します。
logging list-loggers
logging list-loggersCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、以下のような JSON 応答を提供します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow setサブコマンドを使用して、ロガー設定を追加および変更します。たとえば、以下のコマンドは、
org.infinispanパッケージのロギングレベルをDEBUGに設定します。logging set --level=DEBUG org.infinispan
logging set --level=DEBUG org.infinispanCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow removeサブコマンドを使用して、既存のロガー設定を削除します。たとえば、以下のコマンドは
org.infinispanロガー設定を削除します。これは、代わりに root 設定が使用されることを意味します。logging remove org.infinispan
logging remove org.infinispanCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow