1.7. クラスタービューの確認
同じネットワーク上の Data Grid Server インスタンスは、自動的に相互に検出し、クラスターを形成します。
ローカルで実行されている Data Grid Server インスタンスを使用して、デフォルトの TCP
スタックで MPING
プロトコルを使用してクラスター検出を監視するには、この手順を実行します。カスタムネットワーク要件のクラスタートランスポートを調整する場合は、Data Grid クラスターの設定に関するドキュメントを参照してください。
この手順は、クラスター検出の原則を示すことを目的としており、実稼働環境を対象としていません。コマンドラインでポートオフセットを指定することは、実稼働用のクラスタートランスポートを設定するための信頼できる方法ではありません。
前提条件
Data Grid Server の 1 つのインスタンスを実行している。
手順
-
$RHDG_HOME
でターミナルを開きます。 root ディレクトリーを
server2
にコピーします。cp -r server server2
ポートオフセットと
server2
ディレクトリーを指定します。bin/server.sh -o 100 -s server2
検証
127.0.0.1:11222/console/cluster-membership
のコンソールでクラスターのメンバーシップを表示できます。
Data Grid は、ノードがクラスターに参加する際に、以下のメッセージも記録します。
INFO [org.infinispan.CLUSTER] (jgroups-11,<server_hostname>) ISPN000094: Received new cluster view for channel cluster: [<server_hostname>|3] (2) [<server_hostname>, <server2_hostname>] INFO [org.infinispan.CLUSTER] (jgroups-11,<server_hostname>) ISPN100000: Node <server2_hostname> joined the cluster