4.6. Kea の loggers の設定
優先度 (重大度など) に応じてログ設定をカスタマイズするには、Kea で loggers を設定します。デフォルトでは、rsyslogd サービスが実行されている場合、Kea はログメッセージを systemd ジャーナルと /var/log/messages ファイルに書き込みます。
前提条件
-
サーバーに
keaパッケージをインストールした。 -
kea-dhcp4およびkea-dhcp6サービスを起動した。 - 管理者権限がある。
手順
IPv4 ネットワークを設定するには、
/etc/kea/kea-dhcp4.confファイルを編集します。Dhcp4パラメーターにloggers設定を追加します。{ "Dhcp4": { ..., "loggers":[ { "name":"kea-dhcp4", "output-options":[ { "output":"kea-dhcp4.log", "maxsize":104857600, "maxver":5 } ], "severity":"INFO", } ], ...この例で指定されている設定は次のとおりです。
name-
logger設定を適用するバイナリーの名前を定義します。 output-
/var/lib/kea/ディレクトリー内のログファイル名を設定します。 maxsize-
Kea がログファイルをローテーションするまでのログファイルの最大サイズを設定します。デフォルト値は
10240000バイトです。 maxver-
Kea が保持するローテーションされたバージョンの最大数を設定します。
maxsize値が204800バイト未満の場合、ローテーションが無効になることに注意してください。 severity-
ログに記録されるメッセージのカテゴリーを指定します。
NONE、FATAL、ERROR、WARN、INFO、およびDEBUGのいずれかを値として設定できます。Kea は設定された重大度以上のメッセージのみをログに記録します。
設定ファイルの構文を検証します。
# kea-dhcp4 -t /etc/kea/kea-dhcp4.confコマンドで
Syntax check failedが返された場合は、レポートに表示されているエラーを修正します。kea-dhcp4サービスを再起動します。# systemctl restart kea-dhcp4
IPv6 ネットワークを設定するには、
/etc/kea/kea-dhcp6.confファイルを編集します。Dhcp6パラメーターにloggers設定を追加します。{ "Dhcp6": { ..., "loggers":[ { "name":"kea-dhcp6", "output-options":[ { "output":"kea-dhcp6.log", "maxsize":104857600, "maxver":5 } ], "severity":"INFO", } ], ...設定ファイルの構文を検証します。
# kea-dhcp6 -t /etc/kea/kea-dhcp6.confコマンドで
Syntax check failedが返された場合は、レポートに表示されているエラーを修正します。kea-dhcp6サービスを再起動します。# systemctl restart kea-dhcp6
検証
- ログファイルを監視して、想定される重大度のメッセージが表示されているかどうかを確認します。