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21.2. コアダンプでのアプリケーションのクラッシュの記録

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アプリケーションのクラッシュを記録するには、コアダンプの保存内容を設定し、システムに関する情報を追加します。

手順

  1. コアダンプを有効にします。/etc/systemd/system.conf ファイルを編集し、DefaultLimitCORE を含む行を以下のように変更します。

    DefaultLimitCORE=infinity
  2. システムを再起動します。

    # shutdown -r now
  3. コアダンプサイズの制限を削除します。

    # ulimit -c unlimited

    この変更を元に戻すには、unlimited の代わりに 0 を指定してコマンドを実行します。

  4. アプリケーションがクラッシュすると、コアダンプが生成されます。コアダンプのデフォルトの場所は、クラッシュ発生時のアプリケーションの作業ディレクトリーです。
  5. SOS レポートを作成して、システムに関する追加情報を提供します。

    # sosreport

    これにより、設定ファイルのコピーなど、システムに関する情報が含まれる .tar アーカイブが作成されます。

  6. デバッグが行われるコンピューターに、コアダンプと SOS レポートを移動します。既知の場合は、実行可能ファイルも転送します。

    重要

    実行可能ファイルが不明な場合は、コアファイルの後続の分析で特定します。

  7. オプション:コアダンプと SOS レポートを移動後に削除して、ディスク領域を解放します。

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