9.3. 設定ツール
Red Hat Enterprise Linux ではシステムの設定に役立つツールをいくつか提供しています。本セクションでは利用できるツールを簡単に説明し、Red Hat Enterprise Linux 7 でネットワーク関連のパフォーマンスの問題を解決する場合のツールの使用例を紹介しています。
ただし、ネットワークパフォーマンスに関連する問題はハードウェアが正常に機能していない、またはインフラストラクチャーが不完全であることが原因で発生する場合もありますので注意が必要です。ツールを使用してネットワークスタックのチューニングを行う前に、まずハードウェアおよびインフラストラチャーが期待通りに動作しているか必ず確認されることを強く推奨しています。
また、ネットワークパフォーマンスの特定の問題についてはネットワークのサブシステムを再設定するのではなくアプリケーション側を変更することで解決するものもあります。一般的にはアプリケーションが posix 呼び出しを頻繁に行うよう設定すると解決することがよくあります。アプリケーション領域にデータをキュー待ちさせることになってもデータを柔軟に格納して必要に応じメモリーにスワップインしたりスワップアウトすることができるようになるためです。
9.3.1. ネットワークパフォーマンス向けの Tuned プロファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Tuned サービスは、特定のユースケースでパフォーマンスを向上させるために、さまざまなプロファイルを提供します。以下のプロファイルはネットワークパフォーマンの改善に役立つプロファイルになります。
- latency-performance
- network-latency
- network-throughput
プロファイルについての詳細は、「tuned-adm」 を参照してください。