第4章 Insights Image Builder を使用したイメージ作成中のパッケージの追加
UI で BaseOS リポジトリーおよび AppStream RHEL リポジトリーからパッケージを追加して、作成プロセス中にイメージをカスタマイズできます。そのため、初回起動時に必要なパッケージをインストールする必要はありません。これは、エラーが発生する可能性があります。
4.1. イメージ作成時の追加パッケージの追加
Insights Image Builder を使用してカスタマイズしたイメージを作成する場合は、BaseOS
リポジトリーおよび AppStream
リポジトリーからパッケージを追加できます。そのためには、以下の手順に従います。
前提条件
- Insights サブスクリプションを利用していて Red Hat カスタマーポータル のアカウントを持っている。
- Insights Image Builder ダッシュボードへのアクセス。
すでに以下の手順が完了している。
- イメージ出力
- ターゲットクラウド環境
- 必要に応じて登録
手順
Packages ページで:
Available packages 検索バーに、イメージに追加するパッケージの名前を入力します。
必要に応じて、パッケージ名の最初の 2 文字を入力して、利用可能なパッケージオプションを確認できます。パッケージは、Available packages デュアルリストボックスにリストされます。
追加するパッケージをクリックします。
Chosen packages のデュアルリストボックスに追加します。
ボタンをクリックして、パッケージ検索結果に表示されるパッケージをすべて必要に応じて、
ボタンをクリックして、選択したパッケージのみを追加できます。
- 追加パッケージの追加が完了したら、 をクリックします。
- Name image ページで、イメージの名前を入力し、 をクリックします。名前を入力しない場合は、その UUID によって作成したイメージを見つけることができます。
Review ページで、イメージの作成に関する詳細を確認し、 をクリックします。
Create image ウィザードの手順を完了すると、Image Builder ダッシュボードが表示されます。Insights Image Builder は、
x86_64
アーキテクチャー用の RHEL イメージの作成を開始します。Insights Image Builder のイメージダッシュボードが開きます。イメージ UUID、クラウドターゲット環境、イメージオペレーティングシステムのリリース、イメージ作成のステータスなどの詳細を確認できます。
注記イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。