7.2. Image Builder を使用した Microsoft Azure 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成


ImageBuilder がイメージを Microsoft Azure にプッシュすることを認可した後、Image Builder を使用してカスタマイズされたシステムイメージを作成し、それらのイメージを Microsoft Azure にアップロードします。そのためには、以下の手順に従います。

前提条件

手順

  1. Target Environment - Microsoft Azure ウィンドウで、次の手順を実行します。

    1. Tenant GUID の入力: Microsoft Azure ポータルの Microsoft Azure Active Directory アプリケーションでテナント ID を見つけることができます。
    2. Subscription ID の入力: Microsoft Azure コンソールにアクセスすることで、サブスクリプション ID アカウントを検索できます。
    3. Resource group の入力: Microsoft Azure ポータルのリソースグループの名前です。

      Next をクリックします。

  2. Registration ページで、使用する登録のタイプを選択します。これらのオプションから選択できます。

  3. Next をクリックします。
  4. オプション: Packages ページで、イメージにパッケージを追加します。Insights Image Builder を使用したイメージ作成中のパッケージの追加 を参照してください。
  5. Name image ページで、イメージの名前を入力し、Next をクリックします。名前を入力しない場合は、その UUID によって作成したイメージを見つけることができます。
  6. Review ページで、イメージの作成に関する詳細を確認し、Create image をクリックします。

    Create image ウィザードの手順を完了すると、Image Builder ダッシュボードが表示されます。

    Insights Image Builder は、x86_64 アーキテクチャーの RHEL Azure Disk Image の作成を開始し、指定したリソースグループアカウントにアップロードして、Microsoft Azure イメージを作成します。

    Insights Image Builder のイメージダッシュボードが開きます。Image UUIDcloud target environmentimage OS release、イメージ作成の status などの詳細を確認することができます。ステータスが Ready になると、Azure Disk Image は指定されたアカウントと共有されます。

    ダッシュボードでは、Image UUIDcloud target environmentimage OS release、イメージ作成の status などの詳細を確認することができます。

    ステータスが以下の通りです。

    • Pending: イメージのアップロードおよびクラウド登録が処理されています。
    • In Progress: イメージのアップロードおよびクラウド登録が継続されます。
    • Ready: イメージのアップロードおよびクラウド登録が完了しました。
    • Failed: イメージのアップロードおよびクラウドの登録に失敗しました。

      注記

      イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。

検証

  • イメージのステータスが Ready かどうかを確認します。これは、イメージのアップロードとクラウドの登録が正常に完了したことを意味します。
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