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8.2. GCE イメージを使用した仮想マシンインスタンスの作成

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イメージがビルドされ、アップロードされ、クラウド登録プロセスのステータスが Ready とマークされた後に、GCE イメージを使用して仮想マシン (VM) インスタンスを作成できます。

前提条件

  • 作成したイメージの UUID (Universally Unique Identifier) がある。
  • Image-builder サービス API エンドポイントにアクセスできる。
  • Google Cloud Platform でプロジェクトの詳細にアクセスできる。
  • ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスできる。

手順

  1. Insights Image Builder ダッシュボードから、作成したイメージのイメージ UUID をコピーします。
  2. /composes/{composeId} API endpoint にアクセスします。
  3. Try it Out ボタンをクリックして composeId 文字列パスをアクティベートします。
  4. API エンドポイントの composes/{composeId} フィールドに UUID を入力します。
  5. Execute をクリックします。API エンドポイントは Response body にレスポンスを生成します。以下に例を示します。

    {
      "image_status": {
        "status": "success",
        "upload_status": {
          "options": {
            "image_name": "composer-api-03f0e19c-0050-4c8a-a69e-88790219b086",
            "project_id": "red-hat-image-builder"
          },
          "status": "success",
          "type": "gcp"
        }
      }
    }
  6. Response body フィールドから image_name および project_id をコピーし、Google Cloud Platform 環境からイメージにアクセスします。
  7. ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスします。
  8. Google Cloud Platform Project ID をデフォルトの GCP プロジェクトとして設定します。Google Cloud Platform ダッシュボード にアクセスすると、プロジェクトの製品 ID を確認できます。

    $ gcloud config set project PROJECT_ID
  9. Authorize Cloud Shell ウィンドウプロンプトで Authorize をクリックし、認証情報を必要とする今回の呼び出しおよび今後の呼び出しを許可します。
  10. Google Cloud Shell で gcloud コマンドを使用して、イメージで仮想マシンインスタンスを作成します。

    $ gcloud compute instances create INSTANCE_NAME \
      --image-project PROJECT_ID_FROM_RESPONSE \
      --image IMAGE_NAME \
      --zone GCP_ZONE

    詳細は以下のようになります。

    • INSTANCE_NAME は、インスタンスに指定した名前に置き換えます。
    • PROJECT_ID_FROM_RESPONSE は、Response body によって生成された project_id です。
    • IMAGE_NAME は、Response body によって生成された image_name です。
    • GCP_ZONE は、インスタンスが作成される GCP ゾーンです。

検証

  1. Compute Engine が仮想マシンを作成していることを確認します。

    $ gcloud compute instances describe INSTANCE_NAME
  2. SSH 経由で仮想マシンインスタンスに接続します。

    $ gcloud compute ssh --project=PROJECT_ID --zone=ZONE INSTANCE_NAME
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