第11章 Insights Image Builder を使用したカスタマイズされた RHEL ベアメタルイメージの作成
Insights Image Builder を使用して、カスタマイズされた RHEL ISO システムイメージを作成できます。これらのイメージをダウンロードし、要件に応じてベアメタルシステムにインストールできます。
11.1. Insights Image Builder を使用したカスタマイズされた RHEL ISO システムイメージの作成
Insights Image Builder を使用してカスタマイズした RHEL ISO イメージを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ブラウザーで Insights Image Builder にアクセスします。
Insights Image Builder のダッシュボードが開きます。
Create image をクリックします。
Create image ダイアログウィザードが開きます。
Image output ページで、次の手順を実行します。
- Release リストから、使用するリリースを選択します。たとえば、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) を選択します。
- Select target environments オプションから、Bare metal - Installer を選択します。
- をクリックします。
Registration ページで、使用する登録のタイプを選択します。これらのオプションから選択できます。
- Register images with Red Hat: イメージインスタンス、サブスクリプション、Insights を Red Hat に登録して接続します。初回起動時にアクティベーションキーを埋め込み、システムを登録する方法の詳細は、Insights Image Builder を使用して、埋め込みサブスクリプションを含むカスタマイズされたシステムイメージを作成する を参照してください。
- Register image instances only: イメージインスタンスとサブスクリプションのみを Red Hat に登録して接続します。
- Register later: イメージの作成後にシステムを登録します。
- をクリックします。
- オプション: Packages ページで、イメージにパッケージを追加します。Insights Image Builder を使用したイメージ作成中のパッケージの追加 を参照してください。
- Name image ページで、イメージの名前を入力し、 をクリックします。名前を入力しない場合は、その UUID によって作成したイメージを見つけることができます。
-
Review ページで、イメージの作成に関する詳細を確認し、Create image をクリックします。イメージは
.iso
イメージとして作成されます。 新しいイメージの Status 列に Ready 完了ステータスが表示されたら、Download .iso イメージをクリックします。
.iso
イメージがシステムに保存され、デプロイメントの準備が整います。注記.iso
イメージは 6 時間利用可能で、その後は期限切れになります。イメージが失われないように、必ずダウンロードしてください。