第12章 Insights Image Builder を使用して作成したイメージの場所
Insights Image Builder ダッシュボードにアクセスすることで、作成されたイメージを見つけることができます。
12.1. Insights Image Builder ダッシュボードでカスタマイズしたイメージを見つける
カスタマイズしたイメージをクラウドにアップロードした後も、これらのイメージを依然として検索できます。有効な場合は、イメージをコピーして、ダッシュボードから直接起動するオプションもあります。
Insights Image Builder でイメージを見つけるには、次の手順を実行します。
前提条件
- Insights サブスクリプションを利用していて Red Hat カスタマーポータル のアカウントを持っている。
- Insights Image Builder ダッシュボード にアクセスできます。
- Insights Image Builder を使用してイメージを作成しました。
手順
Insights Image Builder ダッシュボードにアクセスします。
Insights Image Builder ダッシュボードにリダイレクトされ、自分用に構築されたすべてのイメージを表示できる。
イメージを名前で検索します。
- 左上のメニューにある検索バーに、イメージ名を入力します。
イメージが存在する場合は、イメージの詳細が表示され、イメージ 名、作成 日、リリース バージョン、クラウド ターゲット、およびイメージ ステータス が表示されます。
パッケージやファイルシステムの設定など、イメージに適用されるカスタマイズに関する情報も表示できます。
アップロード で、アップロードしたイメージを見つけることができます。
Amazon Web Services のイメージの場合:
- イメージのステータスが Ready とマークされたら、インスタンスの起動 リンクをクリックします。AWS のイメージにリダイレクトされます。ここから、インスタンスを起動することができます。AWS EC2 からの AWS 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージの起動 を参照してください。
Google Cloud Platform イメージの場合:
- イメージのステータスが Ready とマークされたら、コピー 記号をクリックします。GCE イメージを使用して、仮想マシン (VM) インスタンスを作成できます。GCE イメージを使用した仮想マシンインスタンスの作成 を参照してください。
Microsoft Azure イメージの場合:
- イメージのステータスが Ready とマークされたら、アップロードしたイメージを表示する リンクをクリックします。Microsoft Azure のイメージにリダイレクトされます。そこで、Microsoft Azure アカウントからアップロードされたイメージを表示できます。Microsoft Azure アカウントと共有したカスタマイズされた RHEL システムイメージからの仮想マシンの作成 を参照してください。
VMware イメージの場合:
- イメージのステータスが Ready としてマークされたら、Download .vmdk リンクをクリックします。イメージがシステムに保存され、デプロイメントの準備が整います。GUI を使用した VMDK イメージの vSphere へのデプロイ を参照してください。
Guest images イメージの場合:
- イメージのステータスが Ready としてマークされたら、Download .qcow2 イメージをクリックします。イメージがシステムに保存され、デプロイメントの準備が整います。カスタマイズされた RHEL ゲストシステムイメージからの仮想マシンの作成 を参照してください。
ベアメタルイメージ イメージの場合:
イメージのステータスが Ready としてマークされたら、Download .iso イメージをクリックします。イメージがシステムに保存され、デプロイメントの準備が整います。カスタマイズされた RHEL ISO システムイメージのベアメタルシステムへのインストール を参照してください。
注記- GCP や AWS などのパブリッククラウドのイメージアーティファクトは 14 日間保存され、その後は有効期限が切れます。イメージが失われないように、必ずアカウントにイメージを転送してください。
- VMware、ゲストイメージ、インストーラーイメージなどのプライベートクラウドイメージは 6 時間利用でき、その後は期限切れになります。イメージが失われないように、必ずダウンロードしてください。