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第5章 LVM-VDO ボリュームの縮小オプション

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ファイルシステムは、discard オプションを使用してマウントできます。これを使用すると、VDO ボリュームに未使用領域が通知されます。また、fstrim アプリケーション (オンデマンドでの破棄) を使用する方法や、mount -o discard コマンドを使用して即座に破棄する方法もあります。

fstrim アプリケーションを使用する場合、管理者は追加のプロセスをスケジュールして監視する必要がありますが、mount -o Discard コマンドを使用すると、可能な場合はすぐに領域を回復できます。

現在、未使用のブロックを破棄する場合は、discard マウントオプションではなく、fstrim アプリケーションを使用することが推奨されています。このオプションは、パフォーマンスに非常に大きな影響を及ぼす可能性があるためです。そのため、nodiscard がデフォルトになっています。

5.1. VDO での discard マウントオプションの有効化

この手順では、VDO ボリュームで discard オプションを有効にします。

前提条件

  • LVM-VDO ボリュームがシステム上にある。

手順

  • ボリュームで discard を有効にします。

    # mount -o discard /dev/vg-name/vdo-name mount-point

関連情報

  • xfs(5)mount(8)、および lvmvdo(7) man ページ
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