3.3. YUM プラグインの有効化と無効化
YUM ツールでは、プラグインはデフォルトでロードされます。ただし、YUM が ロードするプラグインに影響を与えることはできます。
すべてのプラグインの無効化は、潜在的な問題を診断する場合にのみ行ってください。YUM には、product-id
や subscription-manager
などの特定のプラグインが必要です。これらを無効にすると、Red Hat Enterprise Linux はコンテンツ配信ネットワーク (CDN) からソフトウェアをインストールまたは更新できなくなります。
手順
YUM がプラグインを使用する方法を制御するには、次のいずれかの方法を使用します。
YUM プラグインの読み込みをグローバルに有効または無効にするには、
/etc/dnf/dnf.conf
ファイルの[main]
セクションにplugins
パラメーターを追加します。-
すべての YUM プラグインの読み込みを有効にするには、
plugins=1
(デフォルト) を設定します。 -
すべての YUM プラグインの読み込みを無効にするには、
plugins=0
を設定します。
-
すべての YUM プラグインの読み込みを有効にするには、
-
特定のプラグインを無効にするには、
/etc/dnf/plugins/<plug-in_name>.conf
ファイルの[main]
セクションにenabled=False
を追加します。 特定のコマンドのすべての YUM プラグインを無効にするには、コマンドに
--noplugins
オプションを追加します。たとえば、単一の更新コマンドに対して YUM プラグインを無効にするには、次のように入力します。yum --noplugins update
# yum --noplugins update
Copy to Clipboard Copied! 特定の YUM プラグインを単一のコマンドで無効にするには、コマンドに
--disableplugin= plugin-name
オプションを追加します。たとえば、特定の YUM プラグインを単一の更新コマンドで無効にするには、次のように入力します。yum update --disableplugin=<plugin_name>
# yum update --disableplugin=<plugin_name>
Copy to Clipboard Copied! 特定の YUM プラグインを単一のコマンドで有効にするには、コマンドに
--enableplugin= plugin-name
オプションを追加します。たとえば、特定の YUM プラグインを単一の更新コマンドで有効にするには、次のように入力します。yum update --enableplugin=<plugin_name>
# yum update --enableplugin=<plugin_name>
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