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1.4. ipadnsconfig ansible-freeipa モジュールのaction: member オプション

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ansible-freeipa ipadnsconfig モジュールを使用して Identity Management (IdM) のグローバルフォワーダーを除外するには、state: absent オプションの他に action: member オプションを使用する必要があります。Playbook で action: member を使用せずに state: absent だけを使用すると、その Playbook は失敗します。そのため、すべてのグローバルフォワーダーを削除するには、Playbook でこれらをすべて個別に指定する必要があります。一方、state: present オプションに action: member は必要ありません。

次の表 に、action: member オプションの正しい使用法を示す DNS グローバルフォワーダーの追加と削除の両方の設定例を示します。この表の各行には、以下が含まれます。

  • Playbook を実行する前に設定されたグローバルフォワーダー
  • Playbook からの抜粋
  • Playbook の実行後に設定されたグローバルフォワーダー
表1.1 グローバルフォワーダーの ipadnsconfig 管理
以前のフォワーダーPlaybook の抜粋後のフォワーダー

8.8.6.6

[...]
tasks:
- name: Ensure the presence of DNS global forwarder 8.8.6.7
  ipadnsconfig:
    forwarders:
      - ip_address: 8.8.6.7
    state: present

8.8.6.7

8.8.6.6

[...]
tasks:
- name: Ensure the presence of DNS global forwarder 8.8.6.7
  ipadnsconfig:
    forwarders:
      - ip_address: 8.8.6.7
    action: member
    state: present

8.8.6.6、8.8.6.7

8.8.6.6、8.8.6.7

[...]
tasks:
- name: Ensure the absence of DNS global forwarder 8.8.6.7
  ipadnsconfig:
    forwarders:
      - ip_address: 8.8.6.7
    state: absent

Playbook を実行しようとすると、エラーが発生します。元の設定 (8.8.6.6、8.8.6.7) は変更されません。

8.8.6.6、8.8.6.7

[...]
tasks:
- name: Ensure the absence of DNS global forwarder 8.8.6.7
  ipadnsconfig:
    forwarders:
      - ip_address: 8.8.6.7
    action: member
    state: absent

8.8.6.6

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