1.6. GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択
RHEL 9 のデフォルトのデスクトップ環境は、ディスプレイサーバーとして GNOME Shell on Wayland を備えた GNOME Standard です。ただし、Wayland には特定の制限があるため、グラフィックプロトコルスタックの切り替えが必要になる場合があります。また、GNOME Standard から GNOME クラシックへの切り替えが必要になる可能性もあります。
GNOME 環境とグラフィックスプロトコルスタックの変更は、ユーザーのログアウト後も、コンピューターの電源を切ったり再起動したりしても持続します。
手順
ログイン画面 (GDM) から、画面右下の歯車ボタンをクリックします。
注記ロック画面からはこのオプションにアクセスできません。最初に RHEL を起動するか、現在のセッションからログアウトすると、ログイン画面が表示されます。
表示されるドロップダウンメニューから、オプションを選択します。
メニューでは、X.Org ディスプレイサーバーも X11 としてマークされています。