12.2. VNC サーバー設定ファイル
複数の設定ファイルが VNC サーバーの動作に影響します。ユーザーマッピングとさまざまなグローバルオプションを設定できます。
TigerVNC 1.14 以降、設定ファイルは $HOME/.config/tigervnc と $HOME/.local/state/tigervnc の下の logs や saved_sessions などの状態ファイルに保存されます。
一般的なオプション
VNC サーバーの一般的なオプションは、/etc/tigervnc/vncserver-config-defaults 設定ファイルで設定できます。ファイルは、以下の形式を使用します。
option1=value option2
option1=value
option2
以下に例を示します。
session=gnome alwaysshared securitytypes=vncauth,tlsvnc desktop=sandbox geometry=2000x1200
session=gnome
alwaysshared
securitytypes=vncauth,tlsvnc
desktop=sandbox
geometry=2000x1200
設定ファイルの優先順位
VNC サーバーは、降順の重要度で、一般オプションに対して以下のファイルを読み込みます。
/etc/tigervnc/vncserver-config-mandatoryこのファイルは、デフォルト設定に置き換わるもので、ユーザー別の設定よりも優先度が高くなります。これは、特定の VNC オプションを適用するシステム管理者を対象としています。
$HOME/.vnc/config個々のユーザーは、このファイルでデフォルトの VNC 設定をオーバーライドできます。
/etc/tigervnc/vncserver-config-defaultsこのファイルは、デフォルトの VNC 設定を保管します。
ユーザーマッピング
/etc/tigervnc/vncserver.users 設定ファイルで、ユーザーと関連するポートとディスプレイ番号のマッピングを設定できます。ファイルは、以下の形式を使用します。
:number=user
:number=user
以下に例を示します。
:2=test :3=vncuser
:2=test
:3=vncuser