1.5. Fuse Online をインストールする前にデフォルトのカスタムリソースファイルを編集
デフォルトの Fuse Online 環境をインストールする場合、デフォルトのカスタムリソースファイルを編集する必要はありません。OCP での Fuse Online のインストール を参照してください。
Fuse Online のカスタマイズ環境をインストールする場合は、Fuse Online をインストールする前に、 default-cr.yml
ファイルを編集する必要があります。このファイルは、Fuse Online のダウンロードパッケージに含まれます。Fuse Online のインストール前にのみ指定できるカスタムリソース設定がいくつかあります。Fuse Online のインストール前にデフォルトのカスタムリソースファイルを編集する必要がある場合 を参照してください。
Fuse Online のインストール前または後に指定できる、その他のカスタムリソース設定があります。Fuse Online の設定に使用するカスタムリソース属性の説明 を参照してください。
Fuse Online のインストールプロセスでは default-cr.yml
ファイルに指定された設定を使用して syndesis
カスタムリソースを作成します。syndesis
カスタムリソース設定によって、インストールされた Fuse Online 環境の設定が決定されます。
前提条件
- オンサイトで Fuse Online を OCP にインストールし、実行する計画があります。
-
oc
クライアントツールがインストール済みで、Fuse Online をインストールする計画のある OCP クラスターに接続されている必要があります。 - クラスター管理者権限を持つユーザーは、該当ユーザーがクラスターでアクセス権限を持つプロジェクトに Fuse Online をインストールするための権限を付与済みである必要があります。
手順
Fuse Online のインストールスクリプトが含まれるパッケージをダウンロードしていない場合は、以下を行います。
以下の場所からダウンロードします。
https://github.com/syndesisio/fuse-online-install/releases/tag/1.9
-
ファイルシステムの任意の場所で、ダウンロードしたアーカイブを展開します。
fuse-online-install-1.9
ディレクトリーには、Fuse Online をインストールするためのスクリプトとサポートファイルが含まれます。
Fuse Online をインストールする権限を持つアカウントで OpenShift にログインします。以下に例を示します。
oc login -u developer -p developer
-
エディターで
fuse-online-install-1.9/default-cr.yml
ファイルを開きます。 -
必要な機能を有効にし、必要なパラメーターを設定するために、
Default-cr.yml
ファイルを編集します。指定の必要がある項目を判断するには、Fuse Online の設定に使用するカスタムリソース属性の説明 を参照してください。 -
default-cr.yml
ファイルを保存します。
結果
default-cr.yml
ファイルに新しい Fuse Online インストールの設定が指定されます。
次のステップ
default-cr.yml
ファイルを編集し、外部データベースを指定した場合は、Fuse Online をインストールする前に 外部データベースで Fuse Online をインストールするためのシークレットの作成 の手順にしたがいます。それ以外の場合は、OCP での Fuse Online のインストール の手順にしたがいます。