2.12.2.2. オプション
Camel Maven プラグインの validate ゴールは、以下のオプションをサポートします。これらのオプションは、コマンドラインから設定するか (-D
構文を使用)、<configuration>
タグの pom.xml
ファイルで定義します。
パラメーター | デフォルト値 | 説明 |
downloadVersion | true | インターネットからの Camel カタログバージョンのダウンロードを許可するかどうか。プロジェクトが使用する Camel バージョンと、このプラグインがデフォルトで使用する Camel バージョンが異なる場合にダウンロードが必要です。 |
failOnError | false | 無効な Camel エンドポイントが見つかった場合に失敗するかどうか。デフォルトでは、WARN レベルでエラーがプラグインログに記録されます。 |
logUnparseable | false | 解析不可のため検証できないエンドポイント URI をログに記録するかどうか。 |
includeJava | true | 無効な Camel エンドポイントの検証対象となる Java ファイルを含めるかどうか。 |
includeXml | true | 無効な Camel エンドポイントの検証対象となる XML ファイルを含めるかどうか。 |
includeTest | false | テストソースコードを含めるかどうか。 |
includes | Java および xml ファイルの名前を絞り込み、指定されたパターンのリスト (ワイルドカードおよび正規表現) と一致するファイルのみが含まれるようにします。複数の値はコンマで区切ることができます。 | |
excludes | Java および xml ファイルの名前を絞り込み、指定されたパターンのリスト (ワイルドカードおよび正規表現) と一致するファイルが除外されるようにします。複数の値はコンマで区切ることができます。 | |
ignoreUnknownComponent | true | 不明なコンポーネントを無視するかどうか。 |
ignoreIncapable | true | 解析不可なエンドポイント URI や、Simple 式を無視するかどうか。 |
ignoreLenientProperties | true | lenient プロパティーを使用するコンポーネントを無視するかどうか。true の場合、URI の検証はより厳密になりますが、lenient プロパティーを使用するため、URI にあってもコンポーネントの一部でないプロパティーでは検証に失敗することがあります。たとえば、HTTP コンポーネントを使用して、エンドポイント URI でクエリーパラメーターを提供する場合がこれに該当します。 |
ignoreDeprecated | true | Camel 2.23 の場合: エンドポイント URI で使用される非推奨のオプションを無視するかどうか。 |
duplicateRouteId | true | Camel 2.20 の場合: ルート ID の重複を検証するかどうか。ルート ID は一意である必要があります。重複がある場合、Camel は起動に失敗します。 |
directOrSedaPairCheck | true | Camel 2.23 の場合: direct/seda エンドポイントが未定義コンシューマーに送信しているかを検証するかどうか。 |
showAll | false | エンドポイントと Simple 式 (無効と有効の両方) をすべて表示するかどうか。 |
たとえば、コマンドラインから ignoreDeprecated オプションを無効するには、以下を実行します。
$mvn camel:validate -Dcamel.ignoreDeprecated=false
オプション名として、-D
コマンド引数の前に camel.
(例: camel.ignoreDeprecated
) を付ける必要があります。