11.9. Transactional Client
概要
図11.7「Transactional Client パターン」 に示される Transactional Clientパターンは 、トランザクションに参加できるメッセージングエンドポイントを参照します。Apache Camel は Spring transaction management を使用してトランザクションをサポートします。
図11.7 Transactional Client パターン
![Transactional Client パターン](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Fuse-7.9-Apache_Camel_Development_Guide-ja-JP/images/2012bf6357b6feff252fcca67d318418/transactional_client.gif)
トランザクション指向のエンドポイント
すべての Apache Camel エンドポイントがトランザクションをサポートする訳ではありません。サポートするものは、トランザクション指向のエンドポイント (または TOE) と呼ばれます。たとえば、JMS コンポーネントと ActiveMQ コンポーネントの両方がトランザクションをサポートします。
コンポーネントでトランザクションを有効にするには、コンポーネントを CamelContext
に追加する前に、適切な初期化を実行する必要があります。すなわち、トランザクションコンポーネントを明示的に初期化するためにコードを記述する必要があります。
その他の参考資料
Apache Camel でのトランザクションの設定に関する詳細は、本ガイドの対象外となります。トランザクションの使用方法に関する詳細は、Apache Camel のTransaction Guideを参照してください。