6.4. アクティベーションキーを使用した Red Hat Subscription Manager へのシステムの登録
Hybrid Cloud Console で作成したアクティベーションキーは、すべてのシステム登録手順を 1 つの安全な自動プロセスにまとめます。
root 権限を持つユーザーは、システムを登録し、事前設定されたシステムの目的属性を適用し、1 つのコマンドでリポジトリーを有効にすることができます。root ユーザーは、Red Hat Subscription Manager やリモートホスト設定 (RHC) などの Red Hat ホスト型サービスにシステムを登録するために使用されるコマンドラインツールに、アクティベーションキーと数値の組織識別子 (組織 ID) を渡すことができます。RHC 管理者が、選択したシステムの目的属性を適用するようにアクティベーションキーを事前設定している場合、それらの属性は、登録プロセス中にシステムに自動的に適用されます。
前提条件
- 以下の手順でコマンドを実行するための root 権限または同等の権限を持っている。
- 組織の数値識別子 (組織 ID) を持っている。
手順
アクティベーションキーを使用してシステムを Subscription Manager に登録するには、次の手順を実行します。
ターミナルから次のコマンドを入力します。ここで、<activation_key_name> は使用するアクティベーションキーの名前で、<1234567> は組織 ID になります。
subscription-manager register --activationkey=<activation_key_name> --org=<1234567>
予想される出力により、システムが登録されていることが確認されます。以下に例を示します。
The system has been registered with id: 62edc0f8-855b-4184-b1b8-72a9dc793b96