20.3. 使用法


本セクションでは、has-header-filter-action の使用方法を説明します。

20.3.1. Knative Action

has-header-filter-action Kamelet を Knative バインディングの中間ステップとして使用できます。この例では、Knative mychannelce-foo という名前のメッセージヘッダーを提供します。ヘッダー名の CloudEvents(ce-)プレフィックスが必要です。Insert Header アクション の例では、メッセージヘッダーをデータに追加する方法を示します。

has-header-filter-action-binding.yaml

apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
kind: KameletBinding
metadata:
  name: has-header-filter-action-binding
spec:
  source:
    ref:
      kind: Channel
      apiVersion: messaging.knative.dev/v1
      name: mychannel
  steps:
  - ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: has-header-filter-action
    properties:
      name: "ce-foo"
  sink:
    uri: "log:info"

20.3.1.1. 前提条件

  • 接続している OpenShift クラスターに 「Red Hat Integration - Camel K」 がインストールされているようにしてください。
  • Kamelet バインディングのソース Kamelet は、has-header-filter-action Kamelet の name プロパティーで指定した名前のヘッダーを渡す必要があります。

20.3.1.2. クラスター CLI の使用手順

  1. has-header-filter-action-binding.yaml ファイルをローカルドライブに保存し、設定に合わせて編集します。
  2. 以下のコマンドを使用して、アクションを実行します。

    oc apply -f has-header-filter-action-binding.yaml

20.3.1.3. Kamel CLI を使用するための手順

以下のコマンドを使用して、アクションを設定および実行します。

kamel bind timer-source?message=Hello --step has-header-filter-action -p "step-0.name=ce-foo" channel:mychannel

このコマンドは、クラスターの現在の namespace に KameletBinding を作成します。

20.3.2. Kafka Action

has-header-filter-action Kamelet を Kafka バインディングの中間ステップとして使用できます。この例では、kafka -source Kamelet は foo という名前のメッセージヘッダーを提供します。Insert Header アクション の例では、データにメッセージヘッダーを追加する方法を示します。

has-header-filter-action-binding.yaml

    apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
    kind: KameletBinding
    metadata:
      name: has-header-filter-action-binding
    spec:
      source:
        ref:
          kind: Kamelet
          apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
          name: kafka-source
        properties:
          bootstrapServers: "my-cluster-kafka-bootstrap.myproject.svc:9092"
          password: "XXX"
          topic: "my-topic"
          user: "XXX"
          securityProtocol: "PLAINTEXT"
      steps:
      - ref:
          kind: Kamelet
          apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
          name: has-header-filter-action
        properties:
          name: "foo"
      sink:
        uri: "log:info"

20.3.2.1. 前提条件

  • AMQ Streams Operator を OpenShift クラスターにインストールし、現在の namespace に my-topic という名前のトピックを作成していることを確認します。
  • 接続している OpenShift クラスターに 「Red Hat Integration - Camel K」 がインストールされていることを確認してください。

20.3.2.2. クラスター CLI の使用手順

  1. has-header-filter-action-binding.yaml ファイルをローカルドライブに保存し、設定に合わせて編集します。
  2. 以下のコマンドを使用して、アクションを実行します。

    oc apply -f has-header-filter-action-binding.yaml

20.3.2.3. Kamel CLI を使用するための手順

以下のコマンドを使用して、アクションを設定および実行します。

kamel bind timer-source?message=Hello --step has-header-filter-action -p "step-0.name=foo" kafka.strimzi.io/v1beta1:KafkaTopic:my-topic

このコマンドは、クラスターの現在の namespace に KameletBinding を作成します。

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