第39章 MongoDB ソース
MongoDB からドキュメントを消費します。
persistentTailTracking オプションを有効にすると、コンシューマーは最後に消費されるメッセージを追跡し、次の再起動時に、そのメッセージから消費が再起動します。persistentTailTracking が有効にされている場合、tailTrackIncreasingField を指定する必要があります(デフォルトではオプションです)。
persistentTailTracking オプションが有効になっていない場合、コンシューマーはコレクション全体を消費し、新しいドキュメントが消費するアイドル状態になるのを待ちます。
39.1. 設定オプション
以下の表では、mongodb-source
Kamelet で利用可能な設定オプションをまとめています。
プロパティー | 名前 | 詳細 | タイプ | デフォルト | 例 |
---|---|---|---|---|---|
collection * | MongoDB コレクション | このエンドポイントにバインドする MongoDB コレクションの名前を設定します。 | 文字列 | ||
Database * | MongoDB Database | ターゲットに設定する MongoDB データベースの名前を設定します。 | 文字列 | ||
hosts * | MongoDB Hosts | host:port 形式の MongoDB ホストアドレスのコンマ区切りリスト。 | 文字列 | ||
Password * | MongoDB パスワード | MongoDB にアクセスするためのユーザーパスワード。 | 文字列 | ||
username * | MongoDB ユーザー名 | MongoDB にアクセスするためのユーザー名ユーザー名は MongoDB の認証データベース(authenticationDatabase)に存在する必要があります。デフォルトでは、MongoDB authenticationDatabase は「admin」です。 | 文字列 | ||
persistentTailTracking | MongoDB Persistent Tail Tracking | 永続的なテールトラッキングを有効にします。これは、システム再起動後にも最後に消費されたメッセージを維持するメカニズムです。次にシステムが起動すると、エンドポイントは最後にレコードの読み込みを停止した時点からカーソルを復元します。 | boolean |
| |
tailTrackIncreasingField | MongoDB Tail Track Increasing フィールド | 増加傾向にあり、生成されるたびにテイリングカーソルを配置するために使用される、受信レコードのコリレーションフィールド。 | 文字列 |
アスタリスク(*)のマークが付いたフィールドは必須です。