24.3. 使用法


本セクションでは、insert-header-action の使用方法を説明します。

24.3.1. Knative Action

insert-header-action Kamelet を Knative バインディングの中間ステップとして使用できます。以下の例では、ce-foo ヘッダーを timer-source Kamelet からのデータに追加します。ヘッダー名の CloudEvents(ce-)プレフィックスが必要です。

insert-header-action-binding.yaml

apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
kind: KameletBinding
metadata:
  name: insert-header-action-binding
spec:
  source:
    ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: timer-source
    properties:
      message: "Hello"
  steps:
  - ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: insert-header-action
    properties:
      name: "ce-foo"
      value: "The Value"
  sink:
    ref:
      kind: Channel
      apiVersion: messaging.knative.dev/v1
      name: mychannel

24.3.1.1. 前提条件

接続先のOpenShiftクラスタに「Red Hat Integration - Camel K」がインストールされていることを確認します。

24.3.1.2. クラスター CLI の使用手順

  1. insert-header-action-binding.yaml ファイルをローカルドライブに保存し、必要に応じて構成を編集します。
  2. 以下のコマンドを使用して、アクションを実行します。

    oc apply -f insert-header-action-binding.yaml

24.3.1.3. Kamel CLI を使用するための手順

以下のコマンドを使用して、アクションを設定および実行します。

kamel bind timer-source?message=Hello --step insert-header-action -p "step-0.name=ce-foo" -p "step-0.value=The Value" channel:mychannel

このコマンドは、クラスターの現在の namespace に KameletBinding を作成します。

24.3.2. Kafka Action

insert-header-action Kamelet を Kafka バインディングの中間ステップとして使用することができます。以下の例では、foo ヘッダーを timer-source Kamelet からのデータに追加します。

insert-header-action-binding.yaml

apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
kind: KameletBinding
metadata:
  name: timer-to-kafka
spec:
  source:
    ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: timer-source
    properties:
      period: "10000"
      message: 'msg'
  steps:
  - ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: insert-header-action
    properties:
      name: "foo"
      value: "The Value"
  sink:
    ref:
      kind: Kamelet
      apiVersion: camel.apache.org/v1alpha1
      name: kafka-sink
    properties:
      bootstrapServers: "my-cluster-kafka-bootstrap.myproject.svc:9092"
      password: "XXX"
      topic: "my-topic"
      user: "XXX"
      securityProtocol: "PLAINTEXT"

24.3.2.1. 前提条件

  • AMQ Streams Operator を OpenShift クラスターにインストールし、現在の namespace に my-topic という名前のトピックを作成していることを確認します。
  • 接続している OpenShift クラスターに 「Red Hat Integration - Camel K」 がインストールされていることを確認してください。

24.3.2.2. クラスター CLI の使用手順

  1. insert-header-action-binding.yaml ファイルをローカルドライブに保存し、必要に応じて構成を編集します。
  2. 以下のコマンドを使用して、アクションを実行します。

    oc apply -f insert-header-action-binding.yaml

24.3.2.3. Kamel CLI を使用するための手順

以下のコマンドを使用して、アクションを設定および実行します。

kamel bind timer-source?message=Hello --step insert-header-action -p "step-0.name=foo" -p "step-0.value=The Value" kafka.strimzi.io/v1beta1:KafkaTopic:my-topic

このコマンドは、クラスターの現在の namespace に KameletBinding を作成します。

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