1.6. 設定に関する基本的な問題


ここまでは JBoss サーバーの動作を見てきました。 次に主要な設定ファイルをいくつか見てから、 その使用目的を理解します。 すべてのパスはサーバー設定ディレクトリ (例: server/production) への相対パスです。

1.6.1. アプリケーションをサーバーのデフォルトアプリケーションとして設定

デフォルトでは、JBoss サーバーは JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/ROOT.war をサーバー上のデフォルトアプリケーションとして設定します。 そのため、 http://localhost:8080/ にアクセスすると、アプリケーションのインデックスページが表示されます。 別のアプリケーションをデフォルトのアプリケーションとするには、次の手順に従ってください。
  • ROOT.war in JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy の名前を変更します (例: jboss.war)。
  • デフォルトとして使用したいアプリケーションの WAR ファイル内で、WEB-INFjboss-web.xml とコンテキストルートの設定を追加します。
    <?xml version="1.0"?>
    <!DOCTYPE jboss-web PUBLIC "-//JBoss//DTD Web Application 5.0//EN" "http://www.jboss.org/j2ee/dtd/jboss-web_5_0.dtd">
    
    <jboss-web>
       <context-root>/</context-root>
       <!-- Other configurations as needed -->
    </jboss-web>
    
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    コンテキストルートを / に設定すると、デフォルトアプリケーションにすることができます。 アプリケーションは http://localhost:8080/ で使用できるようになります。

    注記

    ROOT.war の名前を jboss.war に変更すると、アプリケーションは http://localhost:8080/jboss で使用できます。
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