第3章 JBoss EAP 6 のパッチ適用およびアップグレード


3.1. パッチとアップグレードについて

メジャーアップグレード

JBoss EAP 5 から JBoss EAP 6 など、アプリケーションを他のメジャーリリースに移動する場合にメジャーアップグレードまたは移行が必要になります。このタイプの移行は、このガイドでは取り上げていません。以前のリリースの JBoss EAP から移行する方法については、カスタマーポータルhttps://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_jboss_enterprise_application_platform/?version=6.4 で JBoss EAP 6 の 『移行ガイド』 を参照してください。

マイナーアップデート

JBoss EAP では、定期的にポイントリリースが提供されます。マイナー更新は、パッチを介して適用されません。ある JBoss EAP ポイントリリースから別のリリースに移行する場合 (例: JBoss EAP 6.3 から JBoss EAP 6.4)、Java EE 仕様に準拠し、プライベート、非対応、またはテクノロジープレビューのモジュールをまったく使用していないアプリケーションでコード変更を必須にしてはいけません。JBoss EAP インストールをアップグレードする前に、潜在的なアップグレードの問題を回避するために必ず 「アップグレードの準備」 を確認してください。

累積パッチ

JBoss EAP では、バグおよびセキュリティーの修正が含まれる個別パッチまたは累積パッチも定期的に提供されます。累積パッチは、6.4.1 から 6.4.2 など、最後の数字のマイナーリリースバージョンを増分します。これらのパッチに移行は必要なく、サーバー設定ファイルには影響を及ぼしません。CLI パッチ機能は、必要に応じてパッチと設定もロールバックできます。パッチ適用プロセスについては、この章の次のセクションで詳しく説明します。

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