2.10. Jsvc を使用した JBoss EAP アーカイブインストールのインストールおよび起動
JBoss Core Services の Apache HTTP Server インストールガイド コレクションの Apache Java Service (Jsvc) コンポーネントを使用して、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) で切り離されたプロセスであるデーモンとして JBoss EAP を実することができます。
Jsvc は RHEL 上で動作しますが、RHEL で JBoss EAP をサービスとして実行するには ネイティブメソッド を使用することを強く推奨します。
Jsvc は、Java アプリケーションをバックグラウンドサービスとして実行する機能を提供するライブラリーおよびアプリケーションのセットです。特権ユーザーで Jsvc を使用してアプリケーションを実行し、特権ユーザー以外のユーザーに ID を切り替えることができます。
手順
- ブラウザーを開き、Red Hat カスタマーポータルの Software Downloads ページ にログインします。
- Product ドロップダウンリストから Apache Jsvc を選択します。
- Version ドロップダウンリストから最新のバージョンを選択します。
- Releases リストから Red Hat JBoss Core Services Apache Jsvc を選択します。お使いのシステムのプラットフォームとアーキテクチャーが選択されていることを確認します。次に、Download のリンクを選択します。
JBoss EAP インストールディレクトリーが含まれるディレクトリーに、ダウンロードしたアーカイブファイルを展開します。
これにより、JBoss EAP インストールディレクトリーと同じ階層に
jbcs-jsvc-<VERSION>
ディレクトリーが作成されます。例を以下に示します。/var/opt/ ├── jboss-eap-7.4 │ ├── bin │ └── ... └── jbcs-jsvc-<VERSION>
オプション: Jsvc を使用して JBoss EAP を起動するコマンドの例では、
jboss
ユーザーがすでに作成されていることを仮定します。JBoss EAP のユーザーを作成していない場合は、以下のコマンドを実行し、jboss
ユーザーおよびグループを作成します。# groupadd -f -g 185 -r jboss # useradd -r -u 185 -g jboss -d EAP_HOME -s /sbin/nologin -c "JBoss" jboss
関連情報
- JBoss Core Services の制御に関する詳細は、Apache HTTP Server Installation Guideの Configuring the Apache HTTP Server Installation を参照してください。