1.2. EAP_HOME 変数
EAP_HOME
変数を使用して JBoss EAP インストールへのパスを指定できます。EAP_HOME
変数のパスを、JBoss EAP のインストールディレクトリーに設定します。EAP_HOME
変数に設定されたパスは同じままであり、JBoss EAP のインスタンスにパッチを適用または更新した後も変更されません。
注記
EAP_HOME
は環境変数ではありません。JBOSS_HOME
がスクリプトで使用される環境変数です。
JBoss EAP のインストールの方法に応じて、以下のようにインストールディレクトリーまたはデフォルトのパスの場所を特定できます。
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JBoss EAP をアーカイブを使用してインストールした場合には、インストールディレクトリーは、アーカイブを抽出した
jboss-eap-7.4
ディレクトリーとなります。 JBoss EAP をインストーラーアプリケーションでインストールした場合には、
EAP_HOME
のデフォルトのパスは${user.home}/EAP-7.4.0
になります。-
Red Hat Enterprise Linux および Solaris では、
/home/USER_NAME/EAP-7.4.0/
になります。 -
Microsoft Windows の場合、
C:\Users\USER_NAME\EAP-7.4.0\
になります。
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Red Hat Enterprise Linux および Solaris では、
-
JBoss EAP を RPM でインストールした場合には、インストールディレクトリーは
/opt/rh/eap7/root/usr/share/wildfly/
になります。