4.5. Jsvc を使用した JBoss EAP のインストール
JBoss Core Services のコレクションの Apache Java Service (Jsvc) コンポーネントを使用して、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) で切り離されたプロセスであるデーモンとして JBoss EAP を実することができます。通常、Jsvc を使用して Windows または Solaris で JBoss EAP を実行します。
製品の最適なパフォーマンスを得るには、お使いの RHEL バージョンで JBoss EAP をサービスとして実行するには ネイティブ方法 を使用します。
Jsvc は、Java アプリケーションをバックグラウンドサービスとして実行する機能を提供するライブラリーおよびアプリケーションのセットです。特権ユーザーで Jsvc を使用してアプリケーションを実行し、特権ユーザー以外のユーザーに ID を切り替えることができます。
前提条件
- JBoss EAP を RPM インストールとしてインストールします。
- サーバー上で管理者権限があることを確認する。
手順
- Red Hat カスタマーポータル にログインします。
- サブスクライバーイベントリーのシステムをクリックします。
ご使用のオペレーティングシステムバージョンとアーキテクチャーの JBoss Core Services CDN リポジトリーにサブスクライブします。
Red Hat Enterprise Linux 6 の場合
jb-coreservices-1-for-rhel-6-server-rpms
Red Hat Enterprise Linux 7 以降の場合:
jb-coreservices-1-for-rhel-7-server-rpms
root ユーザーで以下のコマンドを実行し、Apache Jsvc をインストールします。
# yum groupinstall jbcs-jsvc
関連情報
- JBoss Core Services の制御に関する詳細は、Apache HTTP Server Installation Guide を参照してください。
- RHEL での JBoss Core Services のインストールに関する情報は、Apache HTTP Server Installation Guideの Installing JBoss Core Services Apache HTTP Server on Red Hat Enterprise Linux を参照してください。
- Windows での JBoss Core Services のインストールに関する情報は、Apache HTTP Server Installation Guideの Installing JBoss Core Services Apache HTTP Server on Windows を参照してください。
- Solaris での JBoss Core Services のインストールに関する情報は、Apache HTTP Server Installation Guideの Installing Apache HTTP Server on Solaris を参照してください。