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第7章 バグ修正

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このセクションでは、Red Hat OpenShift Data Foundation 4.10 で導入された主なバグ修正について説明します。

7.1. Multi-Cloud Object Gateway

安全な転送で Multicloud Object Gateway をインストールします

以前は、Microsoft Azure リソースグループがストレージアカウントの安全な転送を強制するポリシーで設定されていた場合、Multicloud Object Gateway (MCG) のインストールはデフォルトのバッキングストアの作成でスタックしていました。これは、MCG がデフォルトのバッキングストアのストレージアカウントを作成できなかったためです。この更新では、ストレージアカウントを作成するときにのみ HTTPS トラフィックを許可するフラグが追加されています。これで、MCG は、安全な転送が実施される環境にのみインストールできます。(BZ#1970123)

オブジェクトの有効期限のライフサイクルの更新

以前は、オブジェクトのライフサイクルの有効期限は日数で設定され、誤って分数でカウントされていました。この更新により、オブジェクトの有効期限のライフサイクルは分単位ではなく日単位でカウントされます。(BZ#2034661)

Noobaa はアップロードリクエストヘッダーを期待どおりに処理します

この更新により、Noobaa はアップロードリクエストヘッダーで送信される正しい content_encoding タイプを保存し、適切な HEAD/GET 操作を返します。(BZ#2054074)

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