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5.5. 大規模 Ceph クラスターでの再開待機時間の延長

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デプロイメント時に、OSD やモニターなどの Ceph サービスは再起動され、サービスが再度実行されるまでデプロイメントは続行されません。Ansible は 15 秒間待って (待機) サービスの開始を確認する行為を 5 回繰り返します (リトライ)。サービスが再開されない場合には、オペレーターが操作できるようにデプロイメントは停止します。

Ceph クラスターのサイズによっては、リトライまたは待機の値を増加しなければならない場合があります。これらのパラメーターの正確な名前およびそのデフォルト値は以下のとおりです。

 health_mon_check_retries: 5
 health_mon_check_delay: 15
 health_osd_check_retries: 5
 health_osd_check_delay: 15

手順

  1. CephAnsibleExtraConfig パラメーターを更新して、待機およびリトライのデフォルト値を変更します。

    parameter_defaults:
      CephAnsibleExtraConfig:
        health_osd_check_delay: 40
        health_osd_check_retries: 30
        health_mon_check_delay: 20
        health_mon_check_retries: 10

    この例でのクラスターは、Ceph OSD の場合は 30 回確認 (確認ごとに40 秒間待機) し、Ceph MON の場合は 20 回確認 (確認ごとに10 秒間待機) します。

  2. 変更を反映するには、openstack overcloud deploy を使用して -e を指定し、更新された yaml ファイルを渡します。
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