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第8章 Ceph Storage パラメーター

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パラメーター説明

AllInOneUpgrade

AllInOne と呼ばれるアップグレードの特別なケースで、すべての ceph osd を一時停止し、転送データチェックをスキップするために使用されるパラメーター。これにより、ワークロードが停止します。デフォルト値は False です。

CephAnsibleDisksConfig

ceph-ansible のディスク設定。デフォルト値は {'devices': ['/dev/vdb'], 'osd_scenario': 'lvm', 'osd_objectstore': 'bluestore'} です。

CephAnsibleEnvironmentVariables

デフォルトをオーバーライドする Ansible 環境変数のマッピング

CephAnsibleExtraConfig

ceph-ansible Playbook の追加の変数

CephAnsiblePlaybook

実行する ceph-ansible Playbook へのパスのリスト。指定しない場合には、実施中の操作のタイプ (デプロイ/更新/アップグレード) に応じて Playbook が自動的に決定されます。デフォルト値は ['default'] です。

CephAnsiblePlaybookVerbosity

ansible-playbook コマンドに渡される、-v-vv 等に対応する数値。デフォルト値は 1 です。

CephAnsibleRepo

正しい ceph-ansible パッケージをインストールするのに使用すべきリポジトリー。この値を tripleo-validations で使用して、正しい ceph-ansible バージョンがインストールされていることを再確認することができます。デフォルト値は rhceph-4-tools-for-rhel-8-x86_64-rpms です。

CephAnsibleSkipTags

スキップする ceph-ansible タグのリスト。デフォルト値は package-install,with_pkg です。

CephAnsibleWarning

特定のシナリオでは、警告は表示するがエラーにはしないためにこの検証パラメーターが必要です。パッケージはシステムにインストールされているがレポジトリーが無効なためです。デフォルト値は True です。

CephCertificateKeySize

このサービスの証明書の作成時に使用される秘密鍵のサイズを上書きします。

CephClientKey

Ceph クライアントのキー。現在は、外部の Ceph デプロイメントでの OpenStack ユーザーキーリング作成のみに使用されています。ceph-authtool --gen-print-key で作成することができます。

CephClusterFSID

Ceph クラスター FSID。UUID でなければなりません。

CephClusterName

Ceph クラスター名。デフォルト値は ceph です。

CephConfigOverrides

ceph.conf にダンプする追加の設定

CephDashboardAdminPassword

ダッシュボードコンポーネントの管理者パスワード

CephDashboardAdminRO

読み取り専用の管理ユーザーを設定するのに使用されるパラメーター。デフォルト値は True です。

CephDashboardAdminUser

ダッシュボードコンポーネントの管理ユーザー。デフォルト値は admin です。

CephEnableDashboard

ダッシュボードのデプロイメントのトリガーに使用されるパラメーター。デフォルト値は False です。

CephExternalMonHost

外部で管理される Ceph Mon Host IP のリスト。外部の Ceph デプロイメントにのみ使用されます。

CephExternalMultiConfig

追加の外部 Ceph クラスターを設定する際に適用される追加のオーバーライドを記述するマッピングのリスト。このリストが空でない場合には、初回の実行と同じパラメーターを使用して count(list) の回数 ceph-ansible が追加を実行します。ただし、各マッピング内のそれぞれのパラメーターがデフォルト値を上書きします。以下の設定を使用した場合、2 回目の実行でも以前とすべて同じパラメーターで ceph2 クラスターを使用するようにオーバークラウドが設定されます。ただし、/etc/ceph/ceph2.conf の mon_host エントリーには、デフォルトの CephExternalMonHost ではなく以下の external_cluster_mon_ips の値が含まれます。以降の ceph-ansible の実行は、Ceph クライアントだけに制限されます。CephExternalMultiConfig を使用して、OpenStack Orchestration (heat) スタック内に追加の内部 Ceph クラスターをデプロイすることはできません。各リストのマッピングには、tripleo-heat-template パラメーターではなく ceph-ansible パラメーターが含まれている必要があります。- cluster: ceph2 fsid: e2cba068-5f14-4b0f-b047-acf375c0004a external_cluster_mon_ips: 172.18.0.5,172.18.0.6,172.18.0.7 keys: - name: "client.openstack" caps: mgr: "allow *" mon: "profile rbd" osd: "osd: profile rbd pool=volumes, profile rbd pool=backups, profile rbd pool=vms, profile rbd pool=images" key: "AQCwmeRcAAAAABAA6SQU/bGqFjlfLro5KxrB1Q==" mode: "0600" dashboard_enabled: false

CephExtraKeys

デプロイされた Ceph クラスター上に作成される追加の鍵を記述するマッピングのリスト。ceph-ansible/library/ceph_key.py Ansible モジュールを使用します。リストの各項目は次に例示する形式でなければなりません (例: name: "client.glance" caps: mgr: "allow *" mon: "profile rbd" osd: "profile rbd pool=images" key: "AQBRgQ9eAAAAABAAv84zEilJYZPNuJ0Iwn9Ndg==" mode: "0600")。

CephGrafanaAdminPassword

grafana コンポーネントの管理者パスワード

CephIPv6

IPv6 アドレスにバインドする Ceph デーモンを有効にします。デフォルト値は False です。

CephManilaClientKey

Ceph クライアントのキー。ceph-authtool --gen-print-key で作成することができます。

CephMsgrSecureMode

Ceph msgr2 セキュアモードを有効にし、Ceph デーモン間および Ceph クライアントとデーモン間の伝送時暗号化を可能にします。デフォルト値は False です。

CephOsdPercentageMin

デプロイメントの失敗を防ぐために、Ceph クラスター内で実行中でなければならない最低限の Ceph OSD パーセンテージ (ceph osd stat により確認する)。デプロイメントのエラーを早期に把握するために使用されます。この確認を無効にするには、この値を 0 に設定します。デフォルト値は 66 です。

CephPoolDefaultPgNum

RBD プールに使用するデフォルトの配置グループサイズ。デフォルト値は 128 です。

CephPoolDefaultSize

デフォルトで適用される RBD コピーの最小レプリカ数。デフォルト値は 3 です。

CephPools

事前定義されたプールの 1 つの設定をオーバーライドするか、追加の設定を作成します。(例: { "volumes": { "size": 5, "pg_num": 128, "pgp_num": 128 } })。

CephRbdMirrorConfigure

ローカルプールとリモートプール間で設定のミラーリングを実施します。デフォルト値は True です。

CephRbdMirrorCopyAdminKey

すべてのノードに管理者の鍵をコピーします。デフォルト値は False です。

CephRbdMirrorPool

リモートクラスターにミラーリングするローカルプールの名前

CephRbdMirrorRemoteCluster

ローカルクラスターからリモート Ceph クラスターに与えられる名前。鍵は /etc/ceph ディレクトリーにあります。デフォルト値は not-ceph です。

CephRbdMirrorRemoteUser

rbd-mirror デーモンでは、ユーザーはリモートクラスターとの認証が必要です。デフォルトでは、この鍵は /etc/ceph/<remote_cluster>.client.<remote_user>.keyring にあります。

CephRgwCertificateKeySize

このサービスの証明書の作成時に使用される秘密鍵のサイズを上書きします。

CephRgwClientName

RADOSGW サービスのクライアント名。 デフォルト値は radosgw です。

CephRgwKey

RADOSGW クライアントの cephx キー。ceph-authtool --gen-print-key で作成することができます。

CephValidationDelay

検証チェックの間隔 (秒単位)。デフォルト値は 30 です。

CephValidationRetries

Ceph の検証の再試行回数。デフォルト値は 40 です。

CertificateKeySize

証明書の作成時に使用される秘密鍵のサイズを指定します。デフォルト値は 2048 です。

CinderBackupBackend

使用する OpenStack Block Storage (cinder) バックアップバックエンドの省略名。デフォルト値は swift です。

CinderBackupRbdPoolName

Block Storage (cinder) のバックアップが有効な場合に使用するプール。デフォルト値は backups です。

CinderEnableRbdBackend

OpenStack Block Storage (cinder) の Rbd バックエンドを有効にするかどうか。デフォルト値は False です。

CinderRbdExtraPools

OpenStack Block Storage (cinder) の RBD バックエンドに使用する追加の Ceph プールのリスト。追加の OpenStack Block Storage (cinder) RBD バックエンドドライバーは、このリストの各プールに作成されます。これは、CinderRbdPoolName に関連付けられた標準の RBD バックエンドドライバーに追加されます。

CinderRbdPoolName

Block Storage (cinder) サービスに使用するプール。デフォルト値は volumes です。

DeploymentServerBlacklist

トリガーされたデプロイメントからブロックリスト登録するサーバーのホスト名のリスト。

GlanceBackend

使用する OpenStack Image Storage (glance) バックエンドの省略名。Ceph Storage を使用するには rbd に設定します。デフォルト値は swift です。

GlanceRbdPoolName

Image Storage (glance) サービスに使用するプール。デフォルト値は images です。

GnocchiBackend

使用する OpenStack Telemetry Metrics (gnocchi) バックエンドの省略名。swift、rbd、file、または s3 のいずれかにする必要があります。デフォルト値は swift です。

GnocchiRbdPoolName

Telemetry ストレージに使用するプール。デフォルト値は metrics です。

LocalCephAnsibleFetchDirectoryBackup

ceph-ansible フェッチディレクトリーからのデータのコピーを保持するアンダークラウド上のファイルシステムへのパス。Swift の fetch_directory バックアップの代替として使用します。パスは、config-download から Ansible を実行するユーザーが読み取り/書き込み可能でなければなりません。たとえば、mistral-executor コンテナーの mistral ユーザーは、/var/lib/mistral/ceph_fetch への読み取り/書き込みが可能です。

ManilaCephFSCephFSAuthId

Shared File System サービス (manila) の CephFS ユーザー ID。デフォルト値は manila です。

ManilaCephFSDataPoolName

ファイル共有のストレージに使用するプール。デフォルト値は manila_data です。

ManilaCephFSDataPoolPGNum

ファイル共有ストレージの CephFS データプールの配置グループ数。デフォルト値は 128 です。

ManilaCephFSMetadataPoolName

ファイル共有のメタデータストレージに使用するプール。デフォルト値は manila_metadata です。

ManilaCephFSMetadataPoolPGNum

ファイル共有ストレージの CephFS メタデータプールの配置グループ数。デフォルト値は 128 です。

ManilaCephFSShareBackendName

ファイル共有ストレージの CephFS ファイル共有のバックエンド名デフォルト値は cephfs です。

NodeExporterContainerImage

Ceph NodeExporter コンテナーイメージ

NovaEnableRbdBackend

Compute (nova) 用の Ceph バックエンドを有効にするかどうかを定義します。デフォルト値は False です。

NovaRbdPoolName

Compute ストレージに使用するプール。デフォルト値は vms です。

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