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4.6. RHBA-2021:2097: Red Hat OpenStack Platform 16.1.6 director のバグ修正アドバイザリー

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openstack-cinder コンポーネントに対する変更:

  • 本リリース以前は、API 要求を再試行するたびに SolidFire ドライバーが重複ボリュームを作成していました。これにより、未使用のボリュームが蓄積し、予期しない動作が発生していました。

    今回の更新により、Block Storage サービス (cinder) は、ボリュームを作成する前に既存のボリューム名の有無をチェックするようになりました。Block Storage サービスが読み取りタイムアウトを検出すると、ボリュームの作成を直ちにチェックし、無効な API 呼び出しを防ぎます。今回の更新で、SolidFire ドライバーの sf_volume_create_timeout オプションが追加され、お使いの環境に適切なタイムアウト値を設定できるようになりました。(BZ#1939398)

  • 今回の更新で、複数のフィルターが渡された場合に cinder list がボリュームのリストを表示できないバグが修正されました。(BZ#1843788)
  • 今回の更新で、Dell EMC PowerStore ドライバーで CHAP がサポートされるようになりました。(BZ#1905231)
  • 本リリース以前は、オブジェクトがスナップショットの場合に、cinder NEC ドライバーのバックアップに失敗していました。これは、snapshot 引数に volume_attachment 属性がないために発生していました。今回の更新により、引数が snapshot の場合、バックアップは volume_attachment 属性を参照なくなりました。(BZ#1910855)
  • 今回の更新により、ワークロードのリバランス操作時に、スナップショットの作成など一部の API 呼び出しが、xNotPrimary エラーと共に失敗する原因となっていた問題が修正されました。

    SolidFire の負荷が大きい場合やアップグレードされている場合、SolidFire クラスターは、プライマリーノードからセカンダリーノードに接続を自動的に移動させることにより、クラスターのワークロードのリバランスを行います。以前のリリースでは、これらのワークロードのバランス操作時に、一部の API 呼び出しが xNotPrimary エラーと共に失敗し、再試行されませんでした。

    今回の更新により、SolidFire ドライバーの再試行可能な例外リストに xNotPrimary 例外を追加することで、問題が修正されました。(BZ#1947474)

openstack-heat コンポーネントに対する変更:

  • 今回の更新により、heat テンプレートで OS::Heat:Delay リソースを使用できるようになりました。以前のリリースでは、変数の命名の競合により、OS::Heat::Delay リソースの完了試行時にアサーションエラーが発生していました。変数の名前が、競合を排除するように変更されました。(BZ#1868543)

openstack-nova コンポーネントに対する変更:

  • Networking (neutron) サービスで DNS インテグレーションが有効な場合、インスタンスが作成されると、Compute (nova) サービスはインスタンスの表示名をサニタイズして、有効なホスト名を生成します。

    今回の更新以前は、サニタイズでインスタンス名のピリオド (.) が置き換えられませんでした (例: rhel-8.4)。これにより、表示名が完全修飾ドメイン名 (FQDN) として認識され、無効なホスト名が生成される場合がありました。インスタンス名にピリオドが含まれ、DNS インテグレーションが Networking サービスで有効化されている場合、Networking サービスは無効なホスト名を拒否し、その結果インスタンスの作成に失敗し、Compute サービスから HTTP 500 サーバーエラーが返されました。

    今回の更新により、インスタンス名のピリオドはハイフンに置き換えられ、ホスト名が FQDN として解析されなくなりました。インスタンスの表示名には、引き続きフリーフォームの文字列を使用できます。(BZ#1872314)

openstack-tripleo-common コンポーネントに対する変更:

  • 今回の更新により、レジストリーメタデータクリエーターが変更され、URI に名前空間のある/ないコンテナーを取り扱えるようになりました。アンダークラウドでは、以下の形式に準拠するコンテナーを管理できるようになりました。

    undercloud_host:port/namespace/container:tag undercloud_host:port/container:tag

    アンダークラウドにプッシュする場合、Red Hat では undercloud_host:port/name/space/container:tag 等のより複雑な名前空間をサポートしません。(BZ#1919445)

openstack-tripleo-heat-templates コンポーネントに対する変更:

  • Leapp ユーティリティーを使用してアップグレードした後、OVS-DPDK 負荷を持つコンピュートノードが正しく機能しません。以下の回避策オプションのいずれかを選択してください。
  • コンピュートのアップグレード前に /etc/modules-load.d/vfio-pci.conf を削除する
  • コンピュートのアップグレード後に compute ovs を再起動する (BZ#1895887)
  • 今回の更新により、CephStorage ノードでの実行中に Leapp によるアップグレードが停止および失敗することの原因となっていた設定の問題が修正されました。

    以前のリリースでは、CephStorage ノードは、Leapp によるアップグレード時に OpenStack highavailability、advanced-virt、および fast-datapath リポジトリーを使用するように誤って設定されていました。

    UpgradeLeappCommand オプションがノードごとに設定可能になり、CephStorage ノードに正しいデフォルトを使用し、CephStorage ノードで Leapp によるアップグレードが正常に実行できるようになりました。(BZ#1936419)

validations-common コンポーネントに対する変更:

  • 今回の更新により、一部のケースで openstack undercloud upgrade 実行前に検証に失敗する原因となっていたバグが修正されました。今回のアップグレード以前は、要求されたロギングディレクトリーへのアクセスに必要な権限がない場合、以下のようなエラーが発生することがありました。

    • 検証結果の記録に失敗する
    • 検証の実行に失敗する
    • 検証からのアーティファクトの収集に失敗する

      今回の更新で、ロギング用のフォールバックディレクトリーが追加されました。検証結果はログに記録され、アーティファクトが収集されます。(BZ#1895045)

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