14.2. クォータ管理アーキテクチャー
RepositorySize
データベーステーブルは、組織内の Red Hat Quay リポジトリーのストレージ消費量をバイト単位で保持します。組織のすべてのリポジトリーサイズの合計は、Red Hat Quay 組織の現在のストレージサイズを定義します。イメージプッシュが初期化されると、ユーザーの組織ストレージが検証され、設定されたクォータ制限を超えているかどうかがチェックされます。イメージプッシュが定義されたクォータ制限を超えると、ソフトチェックまたはハードチェックが発生します。
- ソフトチェックの場合は、ユーザーに通知されます。
- ハードチェックの場合は、プッシュが停止します。
ストレージ消費量が設定済みのクォータ制限内にある場合は、プッシュを続行できます。
イメージマニフェストの削除も同様のフローに従い、関連するイメージタグとマニフェストの間のリンクが削除されます。さらに、イメージマニフェストが削除された後、リポジトリーサイズが再計算され、RepositorySize
テーブルで更新されます。