第6章 Satellite Proxy Server の負荷分散


一部の環境には、Satellite 要求のロードを分散したり、要求を元のクライアントにより近い場所にリダイレクトするために Satellite クライアントと Satellite Proxy 間のロードバランサーが含まれます。Satellite Proxy トポロジーがより複雑になり、CNAME サポート、チェーンなどが含まれる場合、ロードバランサー間で交換される HTTP ヘッダー要求やラウンドロビンプロキシーチェーンをテストすることができます。本章では、Squid をリバースプロキシーとして設定して、2 つの Satellite プロキシー間でのラウンドロビン要求を実行する方法を説明します。ここでは、セットアップ手順や非 SSL および SSL プロキシー要求の両方をサポートする方法についても扱います。
以下の例の環境では 5 つの異なるホストを使用します。
  • Red Hat Satellite Proxy A: IP アドレス 192.168.100.16 およびホスト名 proxya.example.com で表されます。
  • Red Hat Satellite Proxy B: IP アドレス 192.168.100.17 およびホスト名 proxyb.example.com で表されます。
  • ロードバランサー: ホスト名 lb.example.com で表されます。
  • Red Hat Satellite Proxy A および B が接続された Red Hat Satellite Server
  • クライアントマシン: IP アドレス 192.168.100.19 で表されます。

6.1. Proxy サービスのロードバランサーへのインストール

ロードバランサーには、一部の Red Hat Satellite Proxy と同じサービスが必要になります。以下のコマンドを使用してこれらのサービスをインストールし、設定します。
# yum install spacewalk-proxy-installer -y
# configure-proxy.sh
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重要

ロードバランサーを Red Hat Satellite 5 サーバーに登録し、rhn-tools-rhel-x86_64-server-6 チャンネルにサブスクライブさせて spacewalk-proxy-installer パッケージにアクセスします。
インストールが完了したら、httpd パッケージおよびその依存関係をアンインストールします。
# yum remove httpd -y
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これにより、ロードバランシングサービスを設定するためのサービスの準備が整います。
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