第5章 Capsule を使用した DHCP の管理


Satellite は、Capsule を使用して DHCP サービスと統合できます。Capsule には複数の DHCP プロバイダーがあり、Satellite を既存の DHCP インフラストラクチャーと統合したり、新しいインフラストラクチャーをデプロイしたりするために使用できます。Capsule の DHCP モジュールを使用して、利用可能な IP アドレスをクエリーし、新しい予約を追加し、既存の予約を削除できます。Capsule はサブネット宣言を管理できないことに注意してください。

利用可能な DHCP プロバイダー

5.1. dhcpd API の保護

Capsule は、dhcpd API を使用して DHCP デーモンと対話し、DHCP を管理します。デフォルトでは、dhcpd API はアクセス制御なしで任意のホストをリッスンします。omapi_key を追加して、基本的なセキュリティーを提供できます。

手順

  1. Capsule に必要なパッケージをインストールします。

    # satellite-maintain packages install bind-utils
  2. キーを生成します。

    # dnssec-keygen -r /dev/urandom -a HMAC-MD5 -b 512 -n HOST omapi_key
    # cat Komapi_key.+*.private | grep ^Key|cut -d ' ' -f2-
  3. satellite-installer を使用して dhcpd API を保護します。

    # satellite-installer \
    --foreman-proxy-dhcp-key-name "My_Name" \
    --foreman-proxy-dhcp-key-secret "My_Secret"
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.