4.2. ホストのプロビジョニングと管理
Capsule ポート 8443
Capsules のポート 8443 は 6.16 で非推奨になりました。このポートは、新規インストールおよびアップグレードではデフォルトで無効になっています。
新しいクライアントの場合、Capsule を介して通信するときにポート 443 を使用します。既存のクライアントがポート 8443 を使用している場合は、次のいずれかの方法でポート 443 を使用するように再設定します。
- リモート実行
-
katello-ca-consumer
RPM -
/etc/rhsm/rhsm.conf
ファイルを更新します。ファイルの[server]
セクションで、port
オプションが443
に設定されていることを確認します。
--foreman-proxy-content-reverse-proxy=true
オプションを指定して satellite-installer
ユーティリティーを実行すると、ポート 8443 へのアクセスを一時的に再度有効にできます。ポート 8443 へのアクセスの再有効化は、一時的な解決策にすぎないことに注意してください。必ずインテグレーションを移行して、Satellite Server 経由で API を呼び出すようにしてください。
Jira:SAT-24522[1]
フィルターレベルでの組織とロケーションのオーバーライド
ロールに関連付けられた組織とロケーションをフィルターでオーバーライドする機能は、6.16 では非推奨になりました。機能が削除されると、フィルターはロールレベルで設定された組織とロケーションを反映するようになります。
非同期 SSH リモート実行モード
async-ssh リモート実行モードは 6.13 で非推奨になりました。Capsule と管理対象ホスト間の接続が不安定な場合は、代わりにプルモードを使用します。pull モードの詳細は、ホストの管理 の リモート実行用のトランスポートモード を参照してください。
Red Hat Virtualization でのプロビジョニング
Red Hat Virtualization (RHV) と Satellite のインテグレーションは 6.13 で非推奨になりました。RHV タイプの既存のコンピューティングリソースはすべて削除され、RHV に関連付けられているホストは切断されます。
Bootstrap.py
ホストを Satellite または Capsule に登録するために使用される bootstrap.py
スクリプトは、6.9 で非推奨になりました。これは、グローバル登録テンプレートで作成された curl
コマンドに置き換えられました。
katello-ca-consumer
パッケージと katello-rhsm-consumer
スクリプト
katello-ca-consumer
パッケージと katello-rhsm-consumer
スクリプトは 6.9 で非推奨になりました。ホストを登録するには、グローバル登録テンプレートを使用する必要があります。