14.4. Redis
14.4.1. 説明
rhscl/redis-6-rhel7 イメージは、高度なキー/値ストア Redis 6 を提供します。
14.4.2. アクセス
rhscl/redis-6-rhel7 イメージをプルするには、root で以下のコマンドを実行します。
# podman pull registry.redhat.io/rhscl/redis-6-rhel7
14.4.3. 設定と使用方法
必須の環境変数のみを設定し、データベースをホストディレクトリーに保存しないようにするには、次のコマンドを実行します。
# podman run -d --name redis_database -p 6379:6379 rhscl/redis-6-rhel7
このコマンドにより、redis_database
という名前のコンテナーが作成されます。ポート 6379
が公開され、ホストにマッピングされます。
以下の環境変数は Redis 設定ファイルに影響しますが、任意です。
変数名 | 説明 |
---|---|
| サーバーアクセスのパスワード |
パスワードを設定するには、次のコマンドを実行します。
# podman run -d --name redis_database -e REDIS_PASSWORD=strongpassword rhscl/redis-6-rhel7
Redis は高速であり、ブルートフォース攻撃のターゲットとなる可能性があるため、非常に強力なパスワードを使用します。
コンテナーの実行後もデータベースを永続化するには、podman run
コマンドに -v /host/db/path:/var/lib/redis/data:Z
オプションを追加します。
ボリュームマウントポイント | 説明 |
---|---|
| Redis データディレクトリー |
ホストからコンテナーにディレクトリーをマウントする場合は、マウントされたディレクトリーに適切なパーミッションがあり、ディレクトリーの所有者とグループが、コンテナー内で実行中のユーザー UID または名前と一致していることを確認します。
コンテナーイメージのログを確認するには、podman logs <image_name>
コマンドを使用します。